日本は主導権を握れるか
始まったEVの標準化
EV(電気自動車)の車体や電池、充電システムなどの仕様を標準化する動きが出てきた。複数メーカー間で、部品の仕様を共通化できれば、大量生産によりEVの低コスト化が可能になるからだ。世界の政府や自動車メーカーを巻き込み、主導権争いが活発化する中、日本に勝算はあるのか。
挑戦する技術者を育成せよ
モノづくりは人づくり。どの企業でも真っ先に聞かれる言葉だ。しかし、開発期間の短縮、車種対応の増加によって、日々の業務をこなすだけになっていないだろうか。さらに、電動化によって大きく変化するクルマでは、新しいシステムや構造を発想する挑戦的な技術者が求められる。部品メーカー各社の人材育成術を探る。
樹脂と金属を一体成形
車載電子部品を軽く、安く
樹脂と金属を強固に一体成形する技術の本格的な実用化が近づいている。これまでのインサート成形と異なり、接合の密閉性・信頼性が大幅に高いのが特徴。まず車載電子部品の分野で応用が拡大しそうだ。
- 新興国廉価車の比較試乗
- Automotive Technology Day 2010 spring報告
- トラック各社の排ガス規制対応
- ホンダの業務用電動2輪車
- 富士重工の衝突回避技術
- 芝浦工業大学の立ち乗り型小型電動車
- 埼玉県のハイブリッド車分解事業
- 名古屋工業大学のモータ
- 日産のデザイン開発拠点
- 2009年度の自動車アセスメント
- BMW社「5シリーズ」
「528i」は日本のエコカー減税に対応
既存ハード生かして後輪を操舵 - Jaguar社「XJ」
アルミ合金製ボディを進化
外板に複合材を適用 - Volkswagen社「ゴルフ TSI Trendline」
新開発の1.2L TSIエンジンを搭載
1.6L自然吸気より高トルク・低燃費 - BMW社「X1」
Xシリーズ最廉価となる363万円
新構造でハブを10%軽く
北京モーターショー2010
“新能源車”を各社が出展 小型車のラインアップを強化
エンジニアの仕事
「現象」ではなく「本質」のデザインを追求
SWdesign TOKYO代表 和田 智氏
明日を読む
2020年に新車販売の最大50%を次世代車に
経済産業副大臣 参議院議員 増子輝彦氏
グローバル新潮流を追う
第7回 米国メーカーのEV戦略
2010年末の発売相次ぐ
新興のCoda社は中国で生産か
ITでクルマはこう変わる
第7回 ホンダ「インターナビ・プレミアムクラブ」
通信料金を無料にして
低燃費運転を支援
欧州ジャーナリストの視点
win-winを追求するDaimler社とRenault-日産の提携
経営コンサルタントの視点
次世代の自動車メーカーに求められる柔軟な連携
自動車部品進化論
第19回 鋼製ホイール
980MPa級の鋼板で軽量化 意匠性高めたタイプも開発
- 「Daimler社との提携で20億ユーロ以上の効果」
- 「ハイブリッド車を早期に国内導入する」
- 「電池で収益を出すには規模の拡大が必要」
- HEV、EV、PHEVなど次世代自動車の世界市場予測
- 【日本市場】2009年度に最も増加率が高かったのはトヨタ「プリウス」
- 【中国市場】2月の販売台数は前月比3割減
- 【米国市場】3月は販売台数が100万台を超す
- 【欧州市場】「Golf」抜き「Fiesta」が1位
- 高効率・高性能のパワーMOSFET ――ほか