2012アクセス記事ランキング
産業動向
Apple対Samsung、争点の特許はこれだ
【分解】スマートメーターを開けてみた:前編――EthernetやLiイオン2次電池を搭載
鴻海CEO郭氏が激白、「最強の液晶工場を堺に作る」
ポッド・キャスティング,番組単位での許諾が可能に---JASRACの活動報告より
オリオン電機がテレビ販売台数でソニー抜く、ロンドン五輪特需は皆無――POSデータを集計した「BCNランキング」から
【レポート】ソニー、医療をコア事業に、M&Aや人材育成も積極展開
NECが1万人削減を含む構造改革、「課題事業」はケータイや電子部品
「強い事業をより強くする」、三菱電機が経営戦略を発表
【決算】「堺工場でもIGZO液晶パネルを生産」「太陽電池は地産地消を徹底」とシャープ片山社長
ソニー、年度内に国内エレクトロニクス系から2000人削減
エルピーダは事業を継続、坂本社長も続投へ
鴻海 董事長の郭台銘氏、堺工場の会見をドタキャン
「ソニーが変わるチャンスは今しかない」、平井新社長がエレクトロニクス事業の再建策を発表
【決算】エルピーダの坂本社長、「まずは単独での生き残りが最優先」
シャープと鴻海が資本・業務提携、鴻海がシャープの株式の10%を取得し、堺の液晶工場を共同運営
技術優位のデジタルヘルス事業は失敗する――韓国の過去の失敗から学ぶ
新会社「ドコモ・ヘルスケア」設立、NTTドコモとオムロン ヘルスケア
シャープ、希望退職応募は2960人で想定の1.5倍
「売上高を3000億円に」、シャープがASEAN市場の事業戦略を明らかに
【決算】シャープ、国内液晶テレビと大型液晶パネル外販の不振により売上高が大幅に減少、純損失は2000億円超

 産業動向のニュース記事ランキングは、国内メーカーの不調を物語るものとなった。その中でも目立つのが、シャープとその提携先の鴻海に関連するニュースである。上位20位までに7本が入っている。

 2012年2月に2012年3月期第3四半期決算で2000億円超の純損益が公表され(第20位の記事)、3月にはこれを受けた形で鴻海との資本・業務提携を発表(第15位の記事)された。その後は鴻海側のニュースが主流となった(第3位第12位の記事)。そして、年の瀬も迫る11月に希望退職者が想定の1.5倍にも上ったことが報道された(第18位の記事)。

 人員削減のニュースはシャープだけでなく、NECの1万人削減を含む機構改革(第7位の記事)、ソニーの2000人削減発表(第10位の記事)もランクインしている。

 明るい話題はなかったのかと20位以下のランキングも追ってみると、ようやく見つけたのが第22位に入った「【決算】ルネサス、2012年度下期に465億円の営業黒字へ・・・」である。ただ、この発表があった約2カ月後の10月には2012年度第2四半期(2012年7~9月期)の連結決算が発表され、営業損益の赤字幅は減ったものの黒字にはなっていない(「【決算】ルネサスは損益改善も下期に暗雲・・・」参照)。

 このほか、ロンドン・オリンピック開催、タイの洪水、尖閣諸島の国有化で火が付いた日中関係の悪化問題など、一般紙やTVニュースでも大きく取り上げられた話題に関係するニュース記事も掲載した。第5位の「オリオン電機がテレビ販売台数でソニー抜く・・・」、第51位の「タイにとどまった日本企業、去る欧米企業---現地の日本人コンサルが考える洪水後」、第87位の「【チャイナリスクに勝つ】 第3回---理不尽な理由」などである。