GM社は2007年1月に開かれたデトロイト・モーターショーでシリーズ方式のプラグインハイブリッド車「2007 Chevrolet Volt Concept」を発表した。同社が次世代の駆動システムと位置付ける「E-FLEX」と呼ぶシステムを搭載し、家庭用電源でLiイオン2次電池を充電すれば40マイル(64km)を電気自動車として走行できる。
2007年1月に開かれたデトロイト・モーターショー(North American International Auto Show)では、環境対応技術と、V型10気筒エンジンを搭載したスポーツカーが対照的だった(図1)。環境対応ではプラグインハイブリッド車、E85対応、ディーゼル車が主役。一方、日本メーカーはトヨタ自動車とホンダがV10スポーツカーを出展した。
Automotive Technology Day 2007 winter
注目度増すBRICsへの進出
インドはインフラ、中国は人材が課題に
本誌は2007年2月、自動車部品メーカーのグローバル化をテーマにしたセミナー「Automotive Technology Day 2007 winter~グローバル競争を勝ち抜く部品メーカーの条件~」を開催した。今後の成長市場であるBRICsの動向が主要なテーマとなった。