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目次
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最新センサ詳解 第4回
レーダで障害物検知、小型・低コスト化が進む
自動車の快適性や衝突安全性を高める先進装備の一つが、ミリ波レーダだ。先行車までの距離や相対速度、水平位置などを検出できる。先行車追従機能やプリクラッシュ・セーフティ・システムの高機能化や搭載車種の拡大に向けて、小型化・低コスト化・性能強化が進む。
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軽く安くする材料・加工技術・第6回
本当はプレスでも造れるマグネシウム部品
Mg(マグネシウム)が軽量化に効くことは分かっている。問題は部品の造り方。ダイカストにしてもチクソモールディングにしても、自動車部品のような大型部品には向かない。これがプレスでも造れるということになれば、用途は大きく広がる。
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米国のESC(横滑り防止装置)搭載義務化
2008年9月から段階的に導入、交通事故死者は1万人減と試算
米国で、ESC(横滑り防止装置)の搭載が義務化される。2008年9月から段階的に始まり、2011年9月以降はすべての車両がESCを搭載することになる。NHTSH(米高速道路交通安全局)は年間約1万人の死者軽減につながると試算する。
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KYB 第2回 ダンパ
摩擦を制御して基本性能磨く、減衰力調整は無段階に
車両の操縦安定性と乗り心地に大きく影響するダンパ。1980年代にはフルアクティブ式のサスペンションなど電子化へ向かった。KYBに基本性能向上の取り組みと電子制御の動向を聞いた。
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第2回 ブラジル編
販売の83%占めるE100対応車、トヨタも5月から販売開始
BRICsにおける自動車販売・生産の実態を探る現地レポートの第2回はブラジル編(上)。同国の2006年総販売台数は182万台で、日系メーカーはトヨタ自動車が5位、ホンダが6位のシェアを占める。販売の8割はE100燃料に対応したFFV(Flex Fuel Vehicle)だ。
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食糧と競合しないバイオエタノール
未来のクルマは草や海藻で走る?
スイッチグラス。学名Panicum virgatum。「ありふれた草木を愛でる」ことが得意な日本人でなければ、魅力を感じることのなさそうなタダの雑草である。 これが、自動車産業のこれからを支える可能性があるというから、評価に困る。原油がなくなる、あるいは高騰する将来に、このスイッチグラスを栽培、加…
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多様化するHILS
シミュレーション技術で車載ECUを評価
車載ECU(電子制御ユニット)を評価するシステム「HILS(Hardware in the Loop Simulation)」の多様化が進んでいる。従来はパワートレーン制御用ECUへの適用が主だったが、最近では車両全体をシミュレーションする大規模システムから、ドア1枚だけを評価する小規模システムまで…
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Automotive Technology Day 2007 spring
燃費を向上するパワートレーンや安全・快適デバイスの進化に関心
2007年5月、日経Automotive Technologyは日経エレクトロニクスと共同で技術セミナー「Automotive TechnologyDay 2007 spring」を開催した。次世代のパワートレーンや安全性・快適性を向上させるデバイスの開発最前線を、五つの専門トラックで浮き彫りにした…
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人とくるまのテクノロジー展2007
車両の死角検知システムやレクサスの先進装備を公開
2007年5月に開催された「人とくるまのテクノロジー展2007」(主催:自動車技術会)で注目を集めたのは、カメラやレーダを活用した安全システムや、トヨタ自動車の最上級車「レクサスLS」が採用した先進装備だった(図)。ドライバーの死角をなくして安全性を向上するシステムや、発売直後のレクサスLSハイブリ…
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トヨタ自動車「ヴォクシー/ノア」
国内初の可変バルブリフト、女性に配慮し使い勝手を向上
国内で最も売れているミニバンが全面改良を受けた。ユーザーからの評価が高かっただけに、全体としてはキープコンセプトの全面改良だ。技術的な最大の特徴は、国産車としては初めて可変バルブリフト機構を採用したこと。また、普段は女性が使うことが多いのに配慮して、使い勝手の向上に気を配った。
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マツダ「デミオ」
ダウンサイジングと軽量化でクラス最高水準の燃費
マツダが2007年7月に発売した新型デミオは3代目でコンセプトをガラリと変えた。室内や荷室の容量を重視したファミリー向けの「スペースワゴン」タイプから、独身女性をメインターゲットにした「パーソナル・コミューター」に変貌したのである(図)。大胆な変身の陰には、日欧で大きく変化する市場への対応があった。
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トヨタ自動車「レクサスLS600h/600hL」
出力高めながら静かに
「レクサス」ブランドのフラッグシップを目指した「LS600h/600hL」。これまでのハイブリッド車特有の走行感覚を払拭し、モータ音を感じさせない静けさを実現した。このため、当初「GS450h」と共用するはずだったハイブリッド用部品も新設計となった。
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富士重工業、新型「スバルインプレッサ」を発売
富士重工業は「スバル インプレッサ」シリーズを全面改良し、2007年6月5日に発売した。米国向けのモデルには4ドアセダンも存在するが、日本向けモデルは5ドアハッチバックに絞った。リアサスペンションを新設計したことなどが特徴。また、従来型で人気のあったスポーティグレードの「WRX」は、国内向けには発…
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アクティブセーフティで勝負する日本車
2012年までの年平均成長率は62.9%の見込み
「アクティブセーフティ(予防安全)システムは、海外の自動車メーカーに対する日本車メーカーの勝負球になる」─。矢野経済研究所は、国内のカーエレクトロニクス装置についてまとめた調査レポート「2007 ~08年版カーエレクトロニクス装置の市場実態と中期展望」の中で、このような予測を明らかにした。
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住友ゴム工業の新工法「太陽」
帯状のゴム巻き付けタイヤを製造
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ジェイテクトのCVT用チェーン
巻きつく前に曲がり始める
ジェイテクトは、CVT(無段変速機)用チェーン「ジェイテクト・インボリュートチェーン(J-IC)」を開発した。オランダGear Chain Industrial B.V.社(GCI)と特許と製造ノウハウに関する独占ライセンス契約をした。2009年の商品化を目標とし、2012年には年間売上高100億円…
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ドイツBosch社の次世代技術
直噴、アイドリンストップで燃費改善
ドイツBosch社は2007年6月14日、同社の先進技術を紹介する報道関係者向け発表会を行い、直噴エンジンの進化やアクティブセーフティとパッシブセーフティの連携など、安全・環境に対する取り組みを発表した。
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コストを下げることは成長するための条件
社是に「よい品、より安く」を掲げ、「世界ナンバー1の工場づくり」にまい進する同社。グローバルな競争力を高めるために、設計から製造まで抜本的に見直す活動を続けている。改革を指揮する小塚社長に、狙いを聞いた。(聞き手は林 達彦)
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「レクサスLS600h」の4輪駆動機構の開発
LSDの小型化を極める
レクサスのフラッグシップとして登場したLS600h。最新の電子制御を満載したこのクルマの4輪駆動機構は意外にも、純粋なメカだけで構成されている。大容量化しながら、しかも小型化が要求されたこの機構に、エンジニアたちは大胆なアイデアを盛り込んだ。
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グローバル競争力を磨け
30%減に挑むコストダウン
環境・安全規制の強化、原材料の値上げで自動車のコストはますます上がる。その一方で、中国やインドなど新興市場での競争が激化し、低価格車のニーズが増している。コストアップの逆風を跳ね返し、グローバルな価格競争力を高めるには設計・製造の大胆な改革が必要だ。部品の一体化、新構造の採用、材料・工法の転換によっ…
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