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サイトマスター便り

【記事アクセスランキング2013◆クルマ】2014年、自動運転は定着するか

  • 高橋 史忠=Tech-On!
  • 2013/12/18 00:00
  • 1/1ページ
年間アクセスランキング
クルマ
(2013年1月1日~11月30日)
1 ユーザー心理を見誤った「プリウスPHV」
2 内向き過ぎる「アコードプラグインハイブリッド」
3 第1回 自動運転車は諸刃の剣
4 【上海モーターショー番外編】クルマを彩る美女たち
5 第6回 ホンダ、開発を“開国”する
6 第3回 ターボチャージャー、エコの悪役が切り札に変身
7 シリーズ・パラレル・ハイブリッド
8 プリウスのブレーキはこうなっている,汎用部品の活用で回生協調機能を低コスト化
9 富士重工業、「XVハイブリッド」は40km/hまでEV走行
10 ホンダ、2モータ・ハイブリッドの詳細を発表、初夏に新型「アコード」に搭載して商品化
11 実燃費で20km/Lをたたき出すアコードハイブリッド
12 トヨタが注力するLi空気電池
13 【東京モーターショー】ホンダN BOX、インプットリダクションだが遊星歯車機構を使わず
14 マツダ、新型「Mazda3」の概要を発表
15 ホンダ、鋼とAlを結合する技術を開発し、世界で初めて量産車のドアパネルに適用
16 ホンダ、低燃費で国内一のHEV「フィットハイブリッド」を開発---燃費36.4km/Lで「アクア」を凌ぐ
17 ホンダがDCTに傾斜するわけ
18 マツダ、「CX-5」の自動ブレーキ体感試乗会で事故
19 【クルマ】本当の美しさを認めない風土
20 【クルマ】「電動」って、実際のところどうなのよ
21 【デトロイトショー】トヨタ、LEXUSの新型スポーツセダン「IS」を出展

 電動関連が12本、自動運転関連が2本。Tech-On!のテーマサイト「クルマ」の2013年年間アクセスランキングは、上位20位中の14本を新しいクルマの潮流の話題が占めました。

 断トツだったのは、和田憲一郎氏のコラム「一車両断!」の二つの記事。「ユーザー心理を見誤った『プリウスPHV』」と「内向き過ぎる『アコードプラグインハイブリッド』」。プラグインハイブリッド車(PHEV)を取り上げたコラムです。

 7~10位にもハイブリッド車(HEV)関連の記事が入り、上位10位中の六つの記事をハイブリッド関連に占めました。続く11位の「実燃費で20km/Lをたたき出すアコードハイブリッド」もHVの話題で、12位の「トヨタが注力するLi空気電池」は次世代の2次電池の話。クルマの技術開発で「電動」は、もはや欠かせない存在になったということでしょう。2013年は、ハイブリッド・システムを中心にした自動車メーカーの燃費競争が大きな関心を集めた年だったと言えそうです。

 と、書いてみてから、昨年の2012年のランキングを振り返ると、同じようにキーワードは「電動」(2012年のアクセスランキング「EV、PHEVなど電動車両の記事が好評ながら、エンジン車も注目集める」)。そして実は2011年も(2011年のアクセスランキング「トヨタの「プリウスα」がLiイオン2次電池搭載で注目集める」)。ランキングに入ってくる車種が増えるなど変化はもちろんあるものの、電動は次第に当たり前の存在になっていくということなのでしょう。それだけに競争は激しくなっていくのは間違いありません。電気自動車(EV)や燃料電池車といった次世代の主役候補も含めて、2014年もランキングは電動で賑わいそうです。

 そして、2013年にランキングに入ってきた新しいキーワードは「自動運転」。第3位の「自動運転車は諸刃の剣」は、2013年1月に米国ラスベガスで開催された「International CES」で『日経Automotive Technology』の記者が見た「トヨタ自動車の苦悩」で書き出されています。いわく、「自動運転車の開発を進めたいのに躊躇している」「無人で走れる実力がある実験車を披露したにも関わらず、『自動運転を目指した車両ではない』(トヨタ)とちぐはぐだ」。

 それからほぼ1年、同じ記者は自動運転について、最近の記事でこう書いています。「2013年の夏以降、日本における自動運転車の開発で明らかに潮目が変わった」(自動運転車、この1年――トヨタ、日産、ホンダが本格参戦)。

 理由は、トヨタや日産自動車、ホンダが開発中の自動運転車の試作車を国内で発表したこと。加えて、関係省庁が公道で走行する環境を整え、政府からの支援の追い風が吹き始めたこと。2013年夏に関係省庁の方針が一変したのだそうです。

 話の流れを見ていると、「海外で一生懸命やっているから、日本も」的な外圧による遅ればせながらの方針変更に思えて、少し残念な印象ではありますが、何はともあれ、国を挙げて前向きに取り組み始めたことは、技術開発の視点では「面白くなってきたぞ」というところでしょう。

 大きな枠組みで捉えれば、自動運転もクルマの電気化の一事象。「電動」と一緒にこれからのモビリティの姿を形づくっていくことになります。ただ、2013年11月に起きた自動ブレーキによる人身事故のように、安全面や制度面でさまざまなハードルが待ち構えていることも事実です(「マツダ、「CX-5」の自動ブレーキ体感試乗会で事故」)。果たして、自動運転は「電動」のようなランキング常連のキーワードになれるか。1年後の2014年の年間アクセスランキングで、その真価が問われることになりそうです。

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