- シャープが3D液晶で攻勢,携帯機器向けに裸眼品を量産
テレビは競合メーカー同様,メガネ式を採用へ - iPhone OSがマルチタスクに,1500以上のAPIを追加
モバイル広告分野でGoogle社に対抗 - 産業革新機構が最初の出資,アルプス電気の子会社に100億円
鉄損少ない金属ガラス材料でハイブリッド車のリアクトルなど狙う - 東電がスマートメーター大規模導入へ,電力とガスの最大手がそろう
東京ガスは,自社開発の通信方式を国際標準に - 「Androidの枠を超えていく」,シャープが端末差異化に新戦略
スマートブック「IS01」を基にアプリ開発者向け端末を用意 - 「DRAMより25%以上低コスト」,30nm以降の代替メモリが登場
米社のキャパシタレス技術が進化,Hynix社が54nm品を試作
LSIの微細化を阻む,ランダムばらつき問題の現状
ルネサス エレクトロニクス 先行研究統括部・主幹研究員 MIRAI-Selete
高まる知財の中国リスク,旧態依然の戦略は通用しない
プロジェクトは中止とする
ソニー「TransferJet」の開発(第3回)知っておきたいディスプレイ&映像の技術(第1回)
2眼表示から始まった裸眼3D開発,画質向上や観察範囲の拡大に挑む
- モバイル:携帯端末向けマルチメディア放送,いよいよ2陣営の最終決戦へ
- ディスプレイ:液晶パネル生産の中国シフトが鮮明に,大手の進出が部材メーカーを呼び込む
- 医療エレ:一歩を踏み出したContinua,他方式での試行錯誤も続く
FPGA
「最近,当社製品の模倣品が世界各地で流通しています。これらは当社の品質基準を満たしておらず,機器に不具合が生じる恐れがあります」――。こんな趣旨の「ご注意」が,多くの電子部品メーカーのWebサイトにアップされています。模倣品が出回っているのは,なにも電子部品だけではありません。例えば,大手メーカーの太陽電池モジュールの模倣品も押収されています。太陽電池の商標マークが変形したり消失したりしていることから,模倣品であることが発覚したそうです。米国ではセキュリティーが厳しいとされる軍用品にも,模倣電子部品が紛れ込む事態が起きています。
実際,市場に流通している模倣電子部品の数はここにきて急増しています。今後,電気自動車やスマートグリッド,医療機器といった分野で使われたりしたら,人命にかかわる事故が発生しないとも言い切れません。どういった模倣品が流通しているのか,模倣品が急増している背景は何か,そして模倣品を市場から締め出すための有効策は何か。こういった視点から,最新号の特集「その電子部品,ホンモノですか?」をまとめました。
このほか最新号では,3D映像の放送や配信サービスにおける放送/配信方式の標準化動向などについてまとめた「世界で始まる3D放送,業界標準巡る争い激化」,ソニー・コンピュータエンタテインメントが製品化し,ヒット商品となっている地上デジタル放送用視聴・録画キット「torne」を分析した「PS3用地デジ録画キット,快適で楽しい秘密を探る」なども掲載しております。ぜひ,ご一読いただければ幸いです。
日経エレクトロニクス編集長 田野倉 保雄