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記者会見にはオリンパスのほかに,ドイツLeica社や「フォーサーズシステム」向け交換レンズを手がけるシグマの幹部も出席した。
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 松下電器産業は,オリンパスと共同開発中のデジタル一眼レフ・カメラの外観や機能などを発表した。発売時期や価格,詳細な仕様は明かしていない。デジタル一眼レフ機の名称は,「DMC-L1」。オリンパスが販売する,松下電器産業との共同開発機「E-330」と比べると主に3点が異なる。

 (1)ドイツLeica社の製品を思わせる外観。シャッタ・スピード・ダイヤルは,カメラ本体の天板に設けた。同時に発表した交換レンズ「ライカD バリオ・エルマリート 14-50mm/F2.8-3.5」は,絞り用リングを鏡筒に装備している。

 (2)画像処理LSIに,松下電器産業の「ヴィーナスエンジンIII」を用いること。このLSIは前世代の「同II」に比べて消費電力が2割少ない。

 (3)ファインダー用の液晶ディスプレイが固定式であること。E-330は,上下方向に最大135度回転する(関連記事)。

 光学ファインダーに接眼しなくても,液晶ディスプレイを見て写真を撮れる機構と,レンズ交換時に混入するゴミを取り除く装置,撮像素子は,E-330と共通である。

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