- 新型Androidフォン投入で,独り勝ちのiPhoneを追撃
KDDIは日本仕様を追求,ドコモは世界標準モデルで勝負 - SSDの消費電力を97%減,ReRAMをキャッシュに利用
エルピーダメモリと東大などの新メモリ開発が始動 - 東芝の「裸眼3Dテレビ」,戦略価格で普及拡大を狙う
奥行き情報を推定し,9視差分の映像を生成 - 世界最安のハイブリッド車,ホンダが「フィット」で実現
販売価格は159万円から,燃費は30km/Lを達成 - 富士フイルムの「FinePix X100」,光学と電子の両ファインダー搭載
高級コンパクト機の投入で攻めに転じる - ローム,モータに内蔵できるSiCモジュールを開発
MOSFET向けゲート・ドライバICも用意
NTTドコモが描く,LTE時代のサービス像
NTTドコモ サービス&ソリューション開発部 部長
各種技術が安く手に入る今,ゲームの未来は明るい
東京工芸大学 芸術学部 ゲーム学科 教授
工場の立て直しのカギは従業員との人間関係にあり
ゲームの力を分かってくれた
地デジ視聴・録画キット「torne」の開発(最終回)図解 カー・エレクトロニクスの基礎(第1回)
自動車とエレクトロニクス,歴史に見る密な関係
- クルマ:欧州でもEVの投入計画が続々,パリ・モーターショーで明らかに
- 部品/部材:2mm長の超小型2.4GHz帯アンテナ素子,TDKが開発,MIMOなどの実装に朗報
- 組み込みソフト:カーナビになるスマートフォン,Google社が無料サービス開始,ドコモも参入
SiC(炭化ケイ素)
読者の皆さんは,毎月いくらぐらい通信料を支払っていますか。固定電話しか通信手段がなかった時代とは打って変わり,現在は携帯電話機やパソコン,カーナビ,タブレット端末といったようにインターネットへの接続など通信可能な機器が増えています。2人以上の世帯が1年間に支払う通信や放送関連の平均支出は支出総額の5%を超え,20年前の2倍以上になっているそうです。
いつでもどこでもインターネットにつながる――。こうした機器を実現するために大きな役割を果たしているのが,モバイル・ルータです。移動通信を使ったインターネット接続機能と無線LANルータ機能を用いることで,多様な機器を何でもインターネットにつなぐ“モバイル常時接続時代”が,そこまでやってきているのです。
今後,モバイル・ルータ機能が様々な機器に付加されることになれば,機器開発の方向性は大きく変わりそうです。新しいサービスを考える企業も出てくることでしょう。我々のライフスタイルにも変化がもたらされるに違いありません。そこではどういった世界が広がるのか,最新号の特集「何でもつなぐモバイル――カメラもテレビもカーナビも――」でまとめてみました。
このほか最新号では,ルネサス エレクトロニクスの戦略などマイコン市場の最新動向に関する解説「ARMを使うか使わないか,岐路に立つマイコン・メーカー」,スペインで先月開催された太陽電池関連で最大の学会「EU PVSEC」の詳報解説「太陽電池,発電コスト減へ,効率と製造コストを競う」,デンソーの技術陣が執筆するNEアカデミーの新連載「図解 カー・エレクトロニクスの基礎」なども掲載しております。ぜひご一読いただければ幸いです。
日経エレクトロニクス編集長 田野倉 保雄