電子部品 受動部品からモジュールまで電子部品の総合情報
 

【電子部品】クロミックやMEMSなど、新応用を開拓中の技術に高い関心

三宅 常之=Tech-On!
2013/02/22 00:00
印刷用ページ
アクセス記事ランキング(2/7~2/20)
電子部品
【ナノテク展】クロミック技術に脚光、ガラス/鏡やディスプレイにも
電子部品大手7社の決算、そろって増収も利益に明暗
次世代を担う日本のワイヤレス技術、その内容をご紹介します
NTTが肌着に組み込める電極用素材を開発、心拍や心電図が常時取得可能に
東芝ライテック、ファミマ船橋金杉店に有機EL照明など設置
【MEMS 2013続報】10cmの気圧差を検知できる絶対圧センサ
村田製作所が東光との資本関係を強化、東京電波の完全子会社化も
Fujifilm Shows High-efficiency Thermoelectric Converter Using Organic Material
【MEMS 2013続報】ゲイツ財団が支援、スマホによるマラリア検査技術
【NTT研究公開】nWレベルで動作する無線センサ・ノードを披露
「エベレストを超えた」、STが30億個のMEMS出荷
三菱電機、海底ケーブル向けと都市間向けの100G光伝送技術を開発
ミリ波通信を安価に実現、グローバルLTE端末の要素技術も
エネルギー・ハーベスティング市場、用途広がり5年で2.5億米ドルへ
スマホの電源回路を1パッケージに集約、TDKが部品内蔵基板を用いた複合電源管理モジュールを発売
Fujifilm Unveils Bendable, Foldable, Roll-up Speakers
10点マルチタッチ可能なCuワイヤ利用のタッチ・パネルをタッチパネル研究所が開発
京セラが京都綾部に第2工場、スマホ向けFCCSP基板を生産
Sharp Announces Industry's Brightest LED Device
ワコーが直径1cmの3軸力覚センサ発売、サービス・ロボット狙う

 Tech-On!のテーマ・サイト「電子部品」では、これから新しい応用分野への展開を目指す技術に関心が集まった。この2週間(2月7~20日)に最も読まれた記事は、クロミック技術の開発事例を紹介した記事だった。クロミックとは、エレクトロクロミック(electrochromic、EC)やガスクロミック(gaschromic、GC)を指しており、このうちECが米Boeing社の新型航空機「B787」の窓に採用されたことで技術開発が加速しているようだとする。MEMSに関する記事も多く読まれた(6位、9位、11位、14位、20位)。

 クロミックに関する記事では、電圧をかけることで色などが変わる材料特性を生かしたガラスを紹介している。調光ガラスに応用できるほか、絵画や模様を表示させるディスプレイにも利用できる。透明な状態と鏡として機能する状態を切り替える技術も記事では取り上げている。身近なところにエレクトロニクス技術をちりばめる“アンビエント・デバイス”を実現する有力候補となりそうだ。

 MEMSに関しては、奇抜なアイデアに基づく圧力センサに関する記事が最も読まれた。6位の「10cmの気圧差を検知できる絶対圧センサ」である。カンチレバーを液体で覆う構造によって感度を高めている。液体を使うことによって用途に制約がある反面、水中マイクなど独自の用途を開拓できる可能性がある。次に読まれたのは、スマートフォンなど携帯電話機に使っているSIMカードで、被験者がマラリアにかかっているかをその場で検査できることを目指した技術に関する記事だった。いずれもMEMS関連の国際学会で発表されたものである。他にも興味深い発表が多数あり、関心のある方は、東北大学の江刺・田中研究室の田中秀治准教授による技術セミナーも聴講されたい。

 このほか、電子部品大手7社の2012年第4四半期(10~12月)決算に関する記事が2位にランクインした。取り上げた7社が全て増収だったものの、利益をみると明暗が分かれた。日東電工と村田製作所がそれぞれ80%前後の増益だった一方、かつての高収益企業のロームが赤字に陥った(関連記事「ロームの利益率が30%から3%になった理由、同社幹部が語る」参照)。

【9月18日(金)開催】
高精細映像時代に向けた圧縮符号化技術の使いこなし方
~H.265/HEVCの基礎から拡張・応用技術とその活用における心得~


本セミナーでは高品質、高信頼、高効率に製品化するために標準化された高圧縮符号化技術、H.265/HEVCについて、その基盤となった符号化技術の進展から映像・製品特性に適切に圧縮符号化技術を使いこなす上で知っておきたい基本とH.265/HEVCの標準化、実装、製品化に向けた基礎及び拡張技術の理解と活用の勘所等について詳解します。詳細は、こちら
会場:中央大学駿河台記念館 (東京・御茶ノ水)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング