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デバイス技術を俯瞰する・Yoleレポート

エネルギー・ハーベスティング市場、用途広がり5年で2.5億米ドルへ

  • Jean-Christophe Eloy=President & CEO, Yole Developpement社
  • 2013/02/05 07:00
  • 1/4ページ
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 エネルギー・ハーベスティング市場をけん引する分野は、建物内の無線センサ・ネットワークだ。新たに建物を建てる際、そして特に既存の商業建築物を改築する際に、Cu配線を不必要にし、時間と材料費を大きく削減できるからだ。こういった分野では通常は電池が使われるが、大規模な商業建築物内に使用される数多くの電池を交換することは実用的ではなく、エネルギー・ハーベスティングは魅力的な選択肢となる。

 超低消費電力の電子機器や低消費電力の標準通信プロトコル、細流充電(trickle charge)に対応した薄膜二次電池、そして改良されたスーパー・キャパシタといった必要なインフラには、すでに市場で入手可能なさまざまな部品があって、多くのサプライヤが存在する。この分野をリードしているサプライヤは独EnOcean社だ。

 照明のスイッチを押すことで、電磁誘導によってコイル内に小さなパルスが生じる。それは無線信号を数m先の照明に送るには十分なものだ。その他のセンサやコントローラーは、配管や窓に取り付けられた一般的な太陽電池や安価な熱電変換素子によって給電される。振動エネルギーは、ほとんど利用されない。

 こういった建築市場は現在、商業用エネルギー・ハーベスティング・ビジネスのほぼ全てを占めている。この市場では、2011年に約200万台のエネルギー・ハーベスティング装置が販売され、この数字は今後5年間で10倍になると予想されている。また、その場合は2017年にエネルギー・ハーベスティング市場の半分以上を建築用途が占めることになる。EnOcean社は、消費者が電池によるシステムを購入し、電池を交換する必要性に気づくため、消費者向け市場も2~3年以内に同様に成長するだろうと考えている。

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