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日本機械学会誌から
鉄道車両のブレーキの歴史
鉄道車両の特徴は、複数車両が連結され、1カ所(一般的には運転台)の指令で走行/停止できることだ。これと安全を両立させるため、ブレーキは古くからよく考えられてきた。法的にもブレ…
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日本機械学会誌から
車輪とレールの技術史とわが国の現状-車輪とレールの形状-
鉄道車輪を特徴付けるフランジと踏面勾配(レールに接触する面の傾き)の歴史だが、17世紀初頭すでにフランジ付き車輪が存在し、1820年代に至っても、輪軸の内側か外側か両方かフラン…
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応用物理学会から
量子もつれ顕微鏡、従来の感度限界を超える
光学顕微鏡の中でも、微分干渉顕微鏡は、非侵襲観察・計測手段として、生物学などで広く用いられている。その深さ方向分解能や計測精度は、従来の光源を用いた場合、標準量子限界と呼ばれる…
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照明学会から
夜間室内照明が生体へ与える影響、年齢や民族で違い
ヒトの様々な生理現象(体温、心拍、ホルモン分泌、睡眠覚醒サイクルなど)は約24時間周期で変動している。この約1日を周期とした変動をサーカディアンリズム(概日リズム)と呼ぶ。サー…
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日本機械学会誌から
空気ばねボルスタレス台車の技術史
鉄道車両の台車は戦後、溶接台車枠、カルダン駆動装置、新しい軸箱支持装置の開発などにより軽量化・高性能化が図られてきた。しかし、さらに性能を改善するには、従来の台車構造の延長線上…
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特許庁レポート 特許分析から探る日本の競争力
進化する農業技術、特許出願は日米欧が突出、急増する中国
日本の農業は、地域経済や食料の安定供給、国土保全などで重要な役割を担っていますが、農業従事者の減少・高齢化等の問題に直面しています。一方で、ライフスタイルの変化、世界の食市場の…
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特許庁レポート 特許分析から探る日本の競争力
未だに重要な自動車エンジン燃焼技術、特許出願は日本突出
自動車エンジンの燃焼技術では、エンジン熱効率の向上、CO2削減技術、排出ガス規制への対応など、様々な課題があります。それらの課題に対応するために、電気自動車や水素自動車などの次…
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日本機械学会誌から
橋梁センシングシステムの展望と開発
高度成長期以降に整備された橋梁などの社会インフラ構造物は、建設後50年以上を経過するものが増えており、劣化の進展が社会的問題となる危惧が高まっている。現実には、目視点検困難な内…
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応用物理学会から
太陽電池モジュールの劣化機構の解明と信頼性向上技術
太陽光発電システムは、メガソーラーや住宅用で急速に普及が拡大している。長期間にわたる発電量の維持・向上や発電コスト低減のために、太陽電池モジュールの長期信頼性や寿命がますます重…
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照明学会から
植物工場での野菜生産、LED導入でコストはどの程度減る?
植物生産において、光は生長に最も大きな影響を及ぼす要因である。特に、近年、人工照明を備えた完全人工光型植物工場が各地に建設され、蛍光ランプ、さらには光合成作用に有効な植物育成用…
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特許庁レポート 特許分析から探る日本の競争力
生体の機能や形状を模倣する技術、特許出願は日米欧で均衡
ハスの葉の撥水効果やサメ肌の流体抵抗の低減効果、ヤモリの指の粘着力など、生体のもつ優れた機能や形状を模倣し、工学・医療分野等に応用する技術、いわゆるバイオミメティクス(生物模倣…
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日本機械学会誌から
超音波連続肉厚測定装置による減肉管理
減肉管理は、開放検査などで目視可能な場合は目視で腐食部位を特定し、その部位の減肉深さをデプスゲージなどで測定する。こうして検査の網羅性を確保しつつ危険部位の減肉深さの管理も可能…
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特許庁レポート 特許分析から探る日本の競争力
注目の人工知能技術、特許出願は米国が突出
昨今、新聞やインターネットの情報サイトなどで「人工知能」という言葉を目にする機会が増えてきました。人工知能技術とは、機械が人間同様に思考するための技術です。ただし、人間の脳と同…
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日本機械学会誌から
複合材料のヘルスモニタリング
GFRP(ガラス繊維強化樹脂)の疲労損傷は繊維破断になるため目視で容易に発見できるが、CFRP(炭素繊維強化樹脂)の衝撃損傷である層間はく離は内部欠陥であり、目視検査は表面のデ…
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応用物理学会から
生体埋め込みデバイスで、脳の中を直接見る
筆者らが若かりし頃、「サイバーパンク」というジャンルのSF小説がはやりました。人間の脳が埋め込みインタフェースを介して電脳空間(=サイバースペース)に直接接続される、という世界…
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照明学会から
仮設建築群地域における避難誘導照明の整備
岩手県陸前高田市は、隣接する同県大船渡市や宮城県気仙沼市と共に三陸海岸の南寄りに位置する。山が海に迫る地形が続く三陸海岸でも複雑な地形を有し、典型的な沈水海岸である。リアス式海…
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応用物理学会から
ナノバイオの進展はアジアが貢献、日本を要に情報発信を
半導体や超伝導、ナノテクノロジーなど、産業界に欠かせない最先端技術が集まる応用物理学会は、バイオテクノロジー関連もカバーする。同学会内には有機分子・バイオエレクトロニクス分科会…
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特許庁レポート 特許分析から探る日本の競争力
接合技術を分析、特許出願の1/3占める日本、樹脂に強い欧州
近年、輸送機器などの軽量化技術ではマルチマテリアル化が進んでおり、構造材料間の接合技術が重要となっています。マルチマテリアル化を進める際、中心的素材となると考えられる鉄鋼や、ア…
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日本機械学会誌から
日本の製造業が目指すべき道筋:ブランド化
価格が高くても売れる製品、高くても熱烈なファンのいるブランドを、筆者はラグジュアリー・ブランドと呼んでいる。ラグジュアリー・ブランドを目指し、ラグジュアリー戦略に基づきラグジュ…
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特許庁レポート 特許分析から探る日本の競争力
期待の3Dプリンター、特許出願は欧州先行、続く米国と日本
3Dプリンターは試作品の製造にとどまらず、製造業や医療・ヘルスケア産業における実部品製造など、様々な用途への応用が広がっています。近年、種々のメーカーが材料押出方式の付加製造装…
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