- 「携帯事業の売り上げを4倍に」,ルネサスが攻めに出た理由
Nokia社からワイヤレス・モデム部門を約2億米ドルで買収 - ソニーがデジカメ普及機に3D,“手軽に撮影”で浸透を目指す
既存のハードウエア構成で新たな楽しみをアピール - フランスCEAとDelphi社などが,タイム・トリガ型の車載OSを開発
AUTOSARにデッドライン監視機能なども提案 - 三菱電機がミリ波で目指す,航空機内インターネット
通信距離20km以下で100Mビット/秒が可能 - 波紋を呼ぶ「中間フォーマット」,国内の電子書籍普及の足かせか
総務省など3省が1年以内の策定に動きだす
IPv6を小電力無線に適用,通信頻度を極限まで絞る
ACCESS/米IP Infusion Inc. Principal Engineer
Webには数百億ユーザーの,潜在ニーズがある
ノルウェーOpera Software ASA 共同創業者
米国の消費者に広がる,スマートメーターへの「不信」
屈辱の“言い訳”部品
三洋電機 PND「ゴリラ」の開発(第2回)知っておきたい熱設計のキホン(第3回)
ヒート・シンクの設計も,基本となるのは手計算
- クルマ:EVのLiイオン電池を再利用,容量減でも定置向けには価値あり
- 部品/部材:太陽電池の出力最大化に向けて,マイクロコンバータの開発が活発に
- 組み込みソフト:ARアプリの開発キットを,Qualcomm社が今秋提供へ
ポケット・ムービー
今,米Apple社のタブレット端末「iPad」が世界中で大ヒットしています。私も先日,電車の中で実際に使っている社会人や学生を見かけました。このうち学生はiPadを十分入れることができるカバンを肩から提げていたにもかかわらず,iPad用とおぼしきバインダー状のケースに入れて,あたかも教科書やノートのように片手でさっと持って下車していきました。彼の後ろ姿を見て,この手軽さがこれまでのノート・パソコンやネットブックなどとは違うんだろうな,と改めて思った次第です。
日経エレクトロニクス6月28日号の「キーワード」でも取り上げましたが,タブレット端末のタブレットには板状小片,書字板という意味があります。言うなれば,タブレット端末は現代に舞い降りたロゼッタ・ストーンといった感じでしょうか。では,その先駆者であるiPadは,なぜこれほどまでに売れたのか,ノート・パソコンやネットブックとは根本的に何が違うのか。また,iPadに死角はないのか,iPadと勝負できる機器を開発するためのカギは何か・・・。こういった視点から今号の特集「そのタブレット,パソコンにあらず」をまとめました。
このほか最新号では,先日発売されたスマートフォン「iPhone 4」を分解し,その内部構造に迫った解説「ガラリと変わった設計手法,「iPhone 4」の中身に驚く」,6月に米国ホノルルで開催された半導体製造/回路技術の国際会議「VLSI Symposia」の詳報解説「FPGAやメモリ,さらにSSD,3次元化に沸くLSI開発」なども掲載しております。ぜひ,ご一読いただければ幸いです。
日経エレクトロニクス編集長 田野倉 保雄