「電子機器」サイトでこの1カ月間に読まれた記事の上位には、やはり米Apple社の新型スマートフォン「iPhone 6s/6s Plus」に関する記事が登場した。トップになったのは、「分解スペシャリストが見た!スゴイ製品その中身」の記事だった。

 この記事では、新型iPhoneを分解して、新たに登場した部品とそのメーカー、消えた部品メーカーを紹介している。記事には、日本メクトロン、JX日鉱日石金属、新日鉄住金化学、米Du Pont社、日本電産、米Broadcom社、米Texas Instruments社、米Analog Devices社、オランダNXPセミコンダクターズ社、オーストリアams社の社名が出てくる。

 これらは、新たに搭載された「Force Touch」機能へ貢献しているメーカーと、それに伴って採用から漏れたメーカーなどの名前だ。Force Touchは、タッチパネル上で押す力を感知するセンサーとそれに応じた振動を返す振動装置で構成しており、従来とは異なる社名が現れた。一方で、タッチパネルを制御するICを提供していた企業は、新端末では採用されなくなったという。