CEATEC JAPAN 2015
2015年10月7~10日に千葉市・幕張で開催
目次
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スマホやパソコンにミリ波が載る、コネクター代替や映像伝送に
米Lattice Semiconductor社は、同社が手掛ける無線、あるいは有線のインターフェース技術を、「CEATEC JAPAN 2015」会場付近のホテルで披露した。いずれも、同社が2015年に買収した米Silicon Image社の技術や製品が基になっている。今回の展示のうち、目玉の1つ…
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ロームがデジタル電源に本腰、買収企業の技術をアピール
Powervation社の技術群を展示
ロームは、2015年7月に7000万米ドルで買収した、アイルランドPowervation社のデジタル電源技術を、「CEATEC 2015」に出展した。ロームはこれまで自社でデジタル電源技術の開発に取り組んでいたが、今回の買収を通じて一気にデジタル電源事業を立ち上げる考えだ。
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3Gビット/秒、50Wを無線伝送、パナソニックの送受信モジュール
パナソニックは、高速な近接無線通信とワイヤレス給電を組み合わせた送受信モジュールを試作し、「CEATEC JAPAN 2015」に出展した。同モジュールを利用することで、3Gビット/秒、50Wを給電できるという。
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「産業・車載事業の切り札」、ロームが耐圧80V級のDC-DCコン
ロームは、耐圧80VのMOSFETを搭載した、非絶縁型のDC-DCコンバーターを開発し、「CEATEC JAPAN 2015」に出展した。80V耐圧品は同社として初めて。2015年10月から、月産6万個の体制で量産を開始。サンプル価格は、1個600円(税抜)である。
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まるで白黒カメラ、日本初公開のVGA遠赤カメラで見たら
米Fairchild Imaging社は、「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)で、最大60フレーム/秒のVGA(640×480画素)遠赤外線カメラの動作デモを日本で初めて実施した。遠赤外線カメラは、熱を検知するため暗闇でも撮像できる。軍用で使われることが…
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農地のPHや土砂崩壊まで、土壌センサーの可能性
ラピスセミコンダクタは、土中に埋めてPH値や水分量、温度などを測定する土壌環境センサーを開発、「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)で見せた。
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村田製作所の急速充放電可能な超小型電池、LTOを採用
村田製作所は、「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)において、急速充電可能な小型のLiイオン2次電池を出展した。ウエアラブル機器やエネルギーハーベスティングの用途向けで、2015年10月から量産を開始する。
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デンソー、再生エネルギーだけでカーシェア実現
デンソーは、小型電気自動車(EV)と太陽光発電を組み合わせた独立電源ネットワークシステム「ピコグリッドシステム(Pico Grid System)」を「CEATEC JAPAN 2015」(幕張メッセ、2015年10月7~10日)に出展した。小型EVや太陽光発電、蓄電池、車両管理システムなどを組み…
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アニメ派? リアル派? 「ときめきセンサ」が大盛況
「あのね、私……あなたの事が……好き」(アニメ)、「他の子にも優しくしてるんでしょー、そういうの本当にいやだ」(リアル)。筆者は撮影していただけだが、恥ずかしさのせいか手が震えた。
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2足歩行ロボットから小型3Dスキャナーまで
XYZprintingが3Dプリンター関連の新製品を出展
台湾XYZprinting社の日本法人であるXYZプリンティングジャパン(本社東京)は、今後発売する予定のホビー向け2足歩行ロボットや手持ちタイプの小型3Dスキャナーなどを「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)で国内初披露した。従来同社が手掛けている3Dプリ…
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無線給電のドローンが空を飛ぶ、田淵電機が太陽光パネル監視向け
田淵電機は、太陽光パネル監視などに向けた、ワイヤレス給電対応のドローン(無人飛行機)を「CEATEC JAPAN 2015」のデモで飛ばした。ドローンに搭載した赤外線カメラでメガソーラーなどに設定されている太陽光パネルを撮影し、異常がないか監視する。
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折り鶴が空を飛び、からくりロボットが演奏する
会場から「飛んだ、飛んだ」という声が上がった。折り鶴が翼を羽ばたかせ、ロームブースに集まった観客の頭上を一周した。
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中国の5G実験をライブで中継、屋外環境で最大3.6Gビット/秒
中国Huawei Technologies社は、「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)に出展し、同社の第5世代移動通信システム(5G)技術研究の最新状況を展示している。
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パナソニック、スマートグラス向け小型電池開発
ステンレス外装採用、急速充電にも対応
パナソニックは小型のウエアラブル端末などに向けたLiイオン2次電池を開発、「CEATEC JAPAN 2015」に出展した。直径3.6mm~4.6mmの円筒形で、メガネのフレームなどに格納できる。スマートグラスや医療用機器など、小型端末の需要が拡大していると見て、機器メーカーへの採用を狙う。
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“生活に溶け込む”スマートグラス、村田製作所が異業種と共同試作
村田製作所は、鯖江市などとの異業種連携で試作したメガネ型端末「Cool Design Smart Glass」を「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)に出展した。試作品は片眼式で、文字などの情報が現実空間に重なって見える、いわゆる「ARメガネ」と呼ばれるもの…
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皮下深部の体温を測定できる小型の温度センサー
オムロン ヘルスケアが開発、2017年に商品化へ
オムロン ヘルスケアは2015年10月5日、筋肉や内臓といった皮下深部の体温を測定できる小型で低消費電力な温度センサーを開発したと発表した。2015年10月7~10日に千葉市の幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2015」に出展している。乳幼児や高齢者の体温変化や屋外作業者、スポーツ選手…
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パナソニックが目指す水素社会、2030年に向けて光触媒で水素を生成へ
パナソニックは、「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日、幕張メッセ)の会場において、「水素社会実現に向けた取り組み」と題したコンセプトを展示した。都市ガスで発電する燃料電池システムが2020年に向けて飛躍的に拡大し、2020~2030年に向けては燃料に直接水素を利用する水…
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ロボットやドローンのIMU向けBAW型振動ジャイロ、アルプス電気
アルプス電気は、バルク弾性波(BAW:bulk acoustic wave)を用いたMEMS振動ジャイロを「CEATEC JAPAN 2015」(2015年10月7~10日)で展示した。
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色域を1.7倍に拡大、RGBレーザーディスプレー
三菱電機が展示
三菱電機は、色域を従来の1.7倍に拡大したレーザーディスプレーを、10月7日に開幕した「CEATEC JAPAN 2015」(10日まで開催、幕張メッセ)に出展している。同社が開発したレーザーバックライト技術と、この技術を用いた液晶ディスプレーを見せている。この技術を使うと、8Kの映像フォーマット…
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中国BOEが初出展、110型8KからLTPS、有機ELまで披露
中国液晶パネル最大手のBOE Technology Group社が2015年10月7日に開幕した「CEATEC JAPAN 2015」(10日まで開催、幕張メッセ)に出展、大型から中小型まで同社の液晶ディスプレーのラインアップを披露している。同社が「CEATEC」に出展するのは今回が初めてである。…