前回に引き続き、ラインキングのトップはFOVE代表取締役社長の小島由香氏が連載中のコラム「それでも目は泳ぐ ~サンフランシスコ企業実録~」でした。「企業恋愛事情」として2回に分けて掲載した前篇の「起業したらモテるのか?」が第1位、後編の「企業家がモテない、2つの理由」も第8位です。

 このコラムは、小島氏が描いたマンガと文章が組み合わされた独特のコラム。毎回、テーマに即した生々しい実状を紹介した後に展開される本文は興味深く、引き込まれるものがあります。特に今回は「男性企業家10人+アルファ(女性企業家)」への聞き込み取材を基にして話が展開されており、説得力が高まっています。

 後編のタイトルを読むと、「起業してもモテない」というのが結論のようですが、必ずしもそうとは言えないようです。タイトルの「MMK」が何の略語なのかも含めて、本コラムを最後まで読んでみていただければと思います。筆者は、「起業家恋愛攻略法」についても(需要次第で)書く用意があるようですので、ご期待ください。

 もう1つ、今回のランキングで注目したいのが、第9位の「ラグビー大番狂わせの裏に『世界一のデータ分析』、エディージャパンのアナリストが語るW杯(上)」です。日本全国どころか、世界中を驚かせたラグビーW杯における日本代表の南アフリカ代表戦の勝利。この勝利に、データ分析がどのように生かされたのかを、日本代表チームのアナリストとして分析を担当した中島正太氏が談話形式で解説しています。

 南アフリカ代表の強みは何か、その強みを出させない戦術とはないか、その戦術を選手にどう落とし込むのか---。後編の「データが教えた『勝負の3秒』 ラグビー、南ア倒した分析」とともにお読みいただいた後、もし試合の動画を見ることができれば、きっと違った視点で楽しめるはずです。