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MEMSの江刺教授が退職、学外向け最終講義・祝賀会が開催

三宅 常之=Tech-On!
2013/03/19 22:10
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東北大学の江刺正喜氏
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最終講義と祝賀会の会場
最終講義の様子。この後の祝賀会は着座式で37のテーブルが並んだ
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祝辞を述べる西澤潤一氏
江刺氏は、東北大学元総長の西澤氏の指導を受けた。江刺氏の代表的著書「半導体集積回路設計の基礎」(培風館、1986年)では、西澤氏が編集に携わった。江刺氏は4月には同大学青葉山キャンパス内の「西澤潤一記念研究センター」で活動する。「自宅から近くなる。徒歩20分ほどかけて通う」(江刺氏)
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発起人の一人の神永晉氏
住友精密工業 前代表取締役社長 相談役の神永氏が主催者代表として挨拶した。産業界で国内外のMEMSを切り開いてきた。ほかの発起人は、小野崇人氏、金井浩氏、田中秀治氏、芳賀洋一氏(以上、東北大学)、本間孝治氏(メムス・コア)。本間氏は、江刺氏と立ち上げたメムス・コアが2012年に初めて単年度黒字化したことを祝賀会で明かした
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 東北大学工学研究科教授で江刺・田中研究室の江刺正喜氏が、2013年3月末、工学研究科を定年により退職する。4月以降も同大学で原子分子材料科学高等研究機構(兼)マイクロシステム融合研究開発センター長として、MEMS(微小電子機械システム)や近代技術史の研究開発・啓蒙活動を続ける。3月15日には、学外関係者向けの最終講義と退職祝賀会が、有志の発起人6人によって仙台市内のホテルで開催された。

 同氏は、同大学工学部電子工学科の学生(学部・修士課程)時代からMEMS・マイクロシステム分野の研究に取り組み、化学/医療/圧力/慣性センサ、小型プロジェクタ、小型発電機、MEMSリレー、センサ/RF(無線周波)素子と半導体との集積化の研究開発・実用化を先導している(関連記事1関連記事2)。

 産業界のイノベーションによる活性化を目指して、MEMS関連の知見やノウハウを広く知らせる啓蒙活動を続けており、最近では量産化の障壁を引き下げる「試作コインランドリー」を立ち上げた(関連記事3関連記事4関連記事5関連記事6)。2011年3月の東日本大震災で実験装置などが被災したものの、装置を自作してきた同研究室では装置メーカーに頼らずに修理できたため、いち早く復旧した。

江刺氏の登場する関連記事はこちら

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