テーマサイト「カーエレクトロニクス」の記事ランキングのベスト10のうち,トヨタ自動車関連の記事が4本(2位4位5位9位),日産自動車関連の記事が2本(3位8位)ランクインした。

▼ 2007年「カーエレクトロニクス」記事ランキング

順位記事タイトル日付
1ソニーの簡易型カーナビが登場,自車位置精度の高さとVICS対応が特徴02/27
2トヨタの新型「イスト」,遊び心にかけたコストは0円07/30
3日産,車両上方から俯瞰したように見える表示システムを「エルグランド」に搭載へ08/08
4【ET2007】「パワー半導体の重要性はガソリン・エンジンと同じ」トヨタ自動車の常務役員の重松氏が講演11/16
5トヨタのレクサスLS600hが搭載したデンソーの新PCU/電池冷却システム05/29
6クラリオン,5万円前後の簡易型カーナビを4月に発売へ02/13
7最高級カーナビは地デジの受信能力が違う,松下の新製品05/15
8ソニーのCMOSカメラだった,日産の「アラウンドビューモニター」11/27
9【ISSCC】トヨタが特別講演,「センサやインダクタなどの開発に協力を」02/13
10【デトロイトショー速報】GM社,プラグイン・ハイブリッド車のコンセプトカー「Volt Concept」を披露01/08

(集計期間:2007年1月1日~12月16日)

イストに搭載された「コンセントリックメーター」
イストに搭載された「コンセントリックメーター」 (画像のクリックで拡大)

 トヨタ自動車については半導体や制御ユニット,電池システムといった幅広い領域で注目が集まった。今や世界の自動車市場を先頭に立って引っ張るトヨタ自動車の動向を,いろいろな角度から知りたいという読者の意識の表れなのかもしれない。日産自動車については,新車に搭載されたカメラ・システムの話題が上位に入った。自動車の安全性を高めるために今後,他社も類似システムを商品化するのではないだろうか。

 1位6位7位にはカーナビの話題が入った。現在のカーナビ市場では,地上デジタル放送対応をはじめとする多種多様な機能を搭載した高級カーナビと,PNDのような安価で簡易型のカーナビという製品の2極化が目立ち始めている。2008年は簡易型カーナビを発売していないカーナビ・メーカーがいつ,どのような機種を投入してくるのか,注目したい。