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 ウィジェットを採用したインターネット端末である「chumby」を開発している米chumby industries社は2009年11月12日,低価格の新型である「chumby one」を発表した(発表資料Tech-On!の関連記事)。価格は119.95米ドルだが,2009年11月末まで同社のオンライン店舗で99.95米ドルの特別価格で販売する。従来のchumby端末は「chumby classic」という名前に変更し,199.95米ドルの価格で販売を継続する。

 従来のchumby端末は皮で包まれた形状だったのに対し,新製品の本体はプラスチックになった。また,Liイオン2次電池のオプションが追加され,FMラジオ・チューナーや音量を調整するつまみも新たに搭載されている。ソフトウエアの互換性は保たれており,chumby oneでも従来のchumby用のウィジェットが動作する。

 chumby社は,2009年に入ってからは,他のデジタル家電メーカーと協力することに同社のビジネスをシフトしていた(Tech-On!の関連記事1関連記事2)。同社はchumby oneの発売により,インターネット端末の市場を拡大することを狙っている。