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「YouTube」での楽曲利用を可能に,音楽著作権管理事業者のJRC

  • 竹居 智久=日経エレクトロニクス
  • 2008/03/27 20:51
  • 1/1ページ

 音楽著作権管理事業者のジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)と動画共有サイト「YouTube」を運営する米Google Inc.は2008年3月27日に,JRCが著作権を管理する楽曲のYouTubeにおける包括利用許諾契約を結んだと発表した。JRCの管理楽曲をユーザーが演奏したり歌ったりした映像をYouTubeに投稿し,他のユーザーと共有できるようになる。楽曲使用料など詳細な契約内容については「公表しない」(両社)。

 JRCは,音楽プロダクションなどが中心となって設立され,2002年4月に管理事業を開始した事業者である。Mr. Childrenやスピッツなどの著名なアーティストの楽曲を含む約5000曲を管理している。2008年3月期の徴収実績は約9億円(速報値)で,最大手の音楽著作権管理事業者である日本音楽著作権協会(JASRAC)の約0.8%の規模(JASRACの2007年3月期の徴収実績である約1111億円との比較)である。

 今回の契約に伴い,アーティストやレコード会社はYouTubeをプロモーション活動に利用できるようになる。楽曲の著作権管理をJRCに委託したアーティストが所属するレコード会社が,YouTubeに公式チャンネルを開設することを発表した。フォーライフミュージックエンタテインメントは,DOUBLEやBENNIE K,阿部芙蓉美といったアーティストのプロモーション・ビデオやライブ映像などを公開する公式チャンネルを2008年4月4日に開設する。インディーズ・レーベルであるデンジャー・クルー・エンタテインメントはムックやシド,ギルガメッシュといったアーティストのプロモーション・ビデオを配信する「デンジャー・クルー・レコーズ・チャンネル」を同年3月27日に開設した。

JASRACはヤフーおよびソニーと契約済み

 YouTubeでの楽曲の利用についてGoogle社が国内の著作権管理事業者と契約するのは初めてという。JASRACなど24の著作権関係権利者団体・事業者はYouTubeにおける著作権侵害行為の防止策を求めてGoogle社と協議を重ねているものの,現時点では合意に至っていない(Tech-On!の関連記事1)。JRCはこの協議を求める24団体には入っていなかった。一方JASRACはこれまでに,「Yahoo!ビデオキャスト」および「eyeVio」での利用に関して,ヤフーおよびソニーとそれぞれ管理楽曲の利用許諾契約を結んでいる(Tech-On!の関連記事2)。

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