米Intel Corp.は,発展途上国での教育用途に向けた低価格ノート・パソコンの開発を手掛ける非営利団体米One Laptop per Child(OLPC)に参加すると発表した(発表資料)。Intel社とOLPCは,技術や教育向けコンテンツの提供などで協力する。加えて,Intel社はOLPCの理事会にも加わる。

 OLPCは,いわゆる「100ドル・パソコン」を推進している(Tech-On!の関連記事1同2同3)。ネットワークに接続した低価格なノート・パソコンを普及させることによって,発展途上国の子供たちに学習の機会をもたらすことを目的としている。

 Intel社は現在,教育の普及などを目的として,1年につき1億ドル以上を50カ国以上に投資しているという。これまでにも,教育向けの製品の開発を行ってきた。同社は2006年5月に,技術への接触やインターネットへの接続,教育を通じて,発展途上国の生活の改善を目指す教育支援プログラム「Intel World Ahead program」を開始した。

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