- 革新機構らがルネサスを支援、製品の一体売りで復活目指す
1500億円を増資、革新機構が3分の2超を持つ大株主に - 新構造の結晶Si型太陽電池、裏面電極とヘテロ接合を融合
PVJapan 2012から - ミリ波レーダが2万円切る水準、トヨタが安価な小型車に採用へ
ホンダは単眼カメラと組み合わせて歩行者検知 - 酸化物半導体でp型FET、ルネサスがCMOS化に道
オン/オフ比を102から105に改善
圧倒的な差異化こそ
ハードで生き残る術
セイコーエプソン 代表取締役社長
海外鉄道市場に注力する日本
SiCインバータで注目集める
すべては習慣と行動で信頼を得ていたから
風穴を開けた男(下)現地レポート 日本のメガソーラー(第5回)
施設の空きスペースを狙え
“屋根貸し”ビジネスも始動
デジタルヘルス(第4回)
市場拡大のカギ、技術トレンド、
日本の強みを、調査会社が分析
- クルマ:東芝が車載/監視用CMOSセンサに参入、シェア30%を目指す
- 部品/部材:独自の実装技術によるMEMSマイク、周波数特性がフラットで歪みにくい
- 組み込みソフト:メニーコア向けのリアルタイムOS、イーソルがプロトタイプを開発
「僕の部屋はダメ」、伝説のアナログ設計者がこだわること
デマンド・レスポンス
最近、「Natural User Interface(NUI)」と呼ばれるユーザー・インタフェース(UI)に注目が集まっています。これはキーボードなどに比べて、より直感的に使えることが特徴で、例えば音声、視線、ジェスチャー、そして脳波などを使う技術があります。その中でさまざまな場面で実用化され、さらに普及が加速しているのが音声インタフェースです。米Apple社による音声インタフェース・サービス「Siri」の登場をきっかけに、音声インタフェース機能を搭載するスマートフォンや家電製品が増えてきました。
音声インタフェースは、1997年ごろにブームが起きたことがあります。そこを第1次とすると、今回は第2次ブームと呼べる盛り上がりを見せています。第2次ブームの特徴は、音声認識で必要とされるほとんどの情報処理をサーバー側で実行するシステム構成を用いていることです。このシステム構成により、サーバー機の高い情報処理能力などを利用できるようになり、音声認識技術は一気に飛躍しています。今号の特集では、大きな発展を遂げようとしている音声インタフェース技術の状況や機器への実装方法、今後の進化の方向性などを解説します。
最新号では特集の他、世界最大の医療機器展「MEDICA 2012」を取材した解説記事「3Dの生きる道は医療にあり」を掲載しています。数年前、民生分野で大きな盛り上がりを見せた3次元(3D)映像技術が今、医療機器分野で注目を集めていることを解説します。そして第53回 電池討論会に関する解説記事「Naや有機に脚光、“ポストLi電池”が続々」もあります。ここでは、Liイオン2次電池のさらなる性能向上を図る技術、そして“ポストLiイオン2次電池”とみられる新技術を取り上げています。
最新号のインタビュー記事では、セイコーエプソンの代表取締役社長である碓井稔氏に登場いただきます。独創的なハードウエアが生まれる機運が薄れている国内大手電機メーカーの中で、ヘッドマウント・ディスプレイやスポーツ・健康分野向けのウエアラブル機器などに果敢に挑んでいるのがセイコーエプソン。いかにして新事業を離陸させるのかなどを碓井氏に聞きました。
日経エレクトロニクスDigitalでは誌面に掲載する記事に加え、特別企画記事を紹介しています。特別企画は前回に引き続き、日経エレクトロニクスが100号ごとの節目で「電子産業の未来」を展望してきた記事の紹介です。今回は、2005年に掲載した創刊900号記念特集の一部を掲載します。ぜひご一読いただければ幸いです。
日経エレクトロニクス編集長 大久保 聡