手ぶらで「ピッ」 人体通信,商用化へと離陸(2)

 【図A-1 人体通信の原理】電界方式と電流方式の二つに大別できる。電界方式は送信機側の発振によって人体に電界を生じさせるもので,この電界の変化を受信機で検知する。送受信機の電極と人体が直接触れていなくても通信が成立する。電流方式は,電線の代わりに人体に電流を流して通信する。電界方式よりは電磁雑音に強いが,電極と人体が直接触れている必要があるため,適用範囲が限られる。(図:NTTおよび松下電工の資料を基に本誌が作成)
【図A-1 人体通信の原理】電界方式と電流方式の二つに大別できる。電界方式は送信機側の発振によって人体に電界を生じさせるもので,この電界の変化を受信機で検知する。送受信機の電極と人体が直接触れていなくても通信が成立する。電流方式は,電線の代わりに人体に電流を流して通信する。電界方式よりは電磁雑音に強いが,電極と人体が直接触れている必要があるため,適用範囲が限られる。(図:NTTおよび松下電工の資料を基に本誌が作成)

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