小売電気事業者の会員組織「日経エネルギーNextビジネス会議」は9月13日水曜日16時~17時30に定例会合を開催します。次回会合のテーマは「今冬の電力市場価格を読み解く」です。
 本会議は小売電気事業者の登録企業同士のネットワーキングを目的としており、小売電気事業者のライセンス取得企業の方のみご参加いただけます。登録済み企業の方であれば、初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。ぜひお問い合わせください。

 今夏は電気料金上昇や節電要請などの影響で電力市場価格は低位で推移しています。では、今冬はどうなるのか。ウクライナ戦争は先行きが見通せず、欧州が厳冬となればLNG価格が高騰する可能性があります。また、中国経済の先行きや国内電力需要の動向などによっても今冬の価格は大きく左右されそうです。

 そこで今回は、Power Risk Management & Solutions(PRMS)の鮫島隆太郎代表取締役を講師にお招きし、JEPXスポット市場に代表される電力市場価格のこれまでの経緯と今冬の見通しについてご講演いただきます。その後、講師を交え、会員の皆様と意見交換を行います。

 新型コロナウイルス感染症が5類感染症に分類されたことを受け、今回もリアル開催と致します。オンライン配信はございませんので、ご注意ください。また、会議終了後には懇親会を開催いたします。小売電気事業者同士の意見交換の場として、交流を深める場としてご活用ください。

登壇者

「今冬の電力市場価格を読み解く ~求められる市場業務とリスク管理」
Power Risk Management & Solutions(PRMS)代表取締役 鮫島 隆太郎 氏

 1984年東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行入行。海外拠点(NY、シドニー)や興銀第一フィナンシャルテクノロジー社を含め、20年間勤務。主に為替・金利・債券及び関連デリバティブのトレーディングやリスク管理業務に従事。また、金融工学を用いたリスクコンサルティングを電力会社向けに展開。その後、外資システムインテグレーターを経て、2011年以降、新電力F-Powerのリスク管理業務立ち上げや運営に従事。
 退社にあたりPRMSを自ら設立する一方、自然エネルギー財団に特任研究員として1年間在籍。2023年よりPRMSに軸足を移して本格運営開始。金融と電力の融合、並びに再エネの市場統合をテーマに、電力市場業務及び電力リスク管理業務に関する各種コンサルティングを展開する。
 主な著書に、 「電力取引とリスク管理: エネルギー市場取引入門」「実践 電力取引とリスク管理」「RISK MANAGEMENT IN POWER TRADING: PRACTICAL APPLICATIONS IN THE JAPANESE POWER BUSINESS」「戦略的事業リスク経営―ノーリスク・ノーマネジメント」(共訳)がある。

【開催概要】

日時2023年9月13日(水曜日) 16:00~17:30 
開催方法リアル開催です。オンライン配信は行いませんのでご注意ください。 
新型コロナウイルス感染防止のため、出席される方は事前に事務局に出席連絡が必要です。会員企業の皆さまへは、事務局からメールにて詳細をご案内致します。

対象:「日経エネルギーNextビジネス会議」会員
主催:日経BP 総合研究所クリーンテックラボ

日経エネルギーNextビジネス会議は、小売電気事業者限定のネットワーキング会合です。小売電気事業者のライセンス保有企業であることが参加の条件です。初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。

*日経エネルギーNextビジネス会議の詳細はこちら

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