小売電気事業者の会員組織「日経エネルギーNextビジネス会議」は3月9日木曜日16時~17時30に定例会合を開催します。次回会合のテーマは「米豪で動き出した系統用蓄電池、最新動向からビジネスを考える」です。
 本会議は小売電気事業者の登録企業同士のネットワーキングを目的としており、小売電気事業者のライセンス取得企業の方のみご参加いただけます。登録済み企業の方であれば、初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。ぜひお問い合わせください。

 脱炭素の実現に向け、再エネや蓄電池を巡るビジネスが新たなフェーズに入ろうとしています。米国や豪州では大規模な系統用蓄電池が続々と稼働しています。系統用蓄電池がビジネスベースで活用され、再エネ導入量を飛躍的に高めています。

 日本では2022年5月の電気事業府改正で10MW以上の系統用蓄電池が発電事業となり、ようやく法的な位置付けが明確になりました。導入補助金などを活用し、系統用蓄電池に挑戦する事業者も出てきています。

 そこで今回は、山家公雄 エネルギー戦略研究所・取締役研究所長をお招きし、米国と豪州の再エネ・蓄電池導入に関する最新動向を制度・市場などの考察も交えてお話いただきます。その後、山家所長にもご参加いただき、会員企業の皆様と意見交換を行います。

 新型コロナウイルスの感染は依然として収まっていませんが、多くの会員企業からの要望もあり、感染防止対策を講じた上でリアル開催致します。

 エネルギービジネスを取り巻く環境が大きく変わろうとしています。会員企業同士で顔を合わせて議論し、今後の事業について考える場としてご活用ください。なお、会場にお越しになれない会員企業の皆様向けには、オンライン配信を致します。

登壇者

「再エネ普及と蓄電技術が可能にする脱炭素、常識を変える米国・豪州」
山家 公雄 氏

エネルギー戦略研究所・取締役研究所長、京都大学大学院経済学研究科・特任教授
1980年東京大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。電力、物流、鉄鋼、食品業界などの担当を経て、環境・エネルギー部次長、調査部審議役などを歴任。金融や産業調査の経験を生かし、国際的視野から環境・エネルギー政策をウオッチしてきた。2009年から現職。2014年から京大特任教授。主な著作として、「日本の電力改革・再エネ主力化をどう実現する」「テキサスに学ぶ驚異の電力システム」「再生可能エネルギーの真実」、「日本の電力ネットワーク改革」、最新刊「テキサスの電力市場・電力システム」などがある。

【開催概要】

日時2023年3月9日(木曜日) 16:00~17:30 
開催方法リアル開催です。会場におこしになれない会員企業の皆様向けにはzoomを利用したオンライン配信も実施します。 
新型コロナウイルス感染防止のため、出席される方は事前に事務局に出席連絡が必要です。会員企業の皆さまへは、事務局からメールにて詳細をご案内致します。

対象:「日経エネルギーNextビジネス会議」会員
主催:日経BP 総合研究所クリーンテックラボ

日経エネルギーNextビジネス会議は、小売電気事業者限定のネットワーキング会合です。小売電気事業者のライセンス保有企業であることが参加の条件です。初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。

*日経エネルギーNextビジネス会議の詳細はこちら

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