小売電気事業者の会員組織「日経エネルギーNextビジネス会議」は11月25日水曜日16時~17時30に定例会合を開催します。今回は、日本市場に参入した外資企業3社からキーパーソンをお招きし、外資企業から見た日本市場の魅力や課題をテーマに意見交換を行います。 本会議は小売電気事業者の登録企業同士のネットワーキングを目的としており、小売電気事業者のライセンス取得企業の方のみご参加いただけます。登録済み企業の方であれば、初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。ぜひお問い合わせください。
今、電力業界には”外資参入・第2の波”が訪れています。第1の波はFIT(固定価格買取制度)による再エネ投資ブームに乗ったものでした。そして、今は卸電力取引の領域に続々と外資企業が参入しています。
そこで今回は、欧州エネルギー取引所(EEX)とRWEサプライ・アンド・トレーディング、エネルエックス・ジャパンから、各社の事業と日本市場へ参入した理由などを聞くとともに、日本市場の課題やビジネスチャンスについて意見交換します。
なぜ今、日本市場に参入するのか。日本市場の魅力はどこにあるのか。海外市場での経験に照らした際の日本市場の課題とは何なのか。まだまだ発展途上の日本の卸電力市場を、より透明性高く、利用しやすくするためには何が必要なのかーー。
新規参入者という点では、新電力と外資参入企業には多くの共通点があります。課題を共有し、ビジネスを拡大するヒントを得る機会になることを期待しています。
日時:11月25日(水曜日) 16:00~17:30
開催方法:オンラインにて開催致します
会員企業の皆さまには、別途メールにて参加方法をご案内致します。zoomを利用します
対象:「日経エネルギーNextビジネス会議」会員
主催:日経BP 総合研究所クリーンテックラボ
日経エネルギーNextビジネス会議は、小売電気事業者限定のネットワーキング会合です。小売電気事業者のライセンス保有企業であることが参加の条件です。初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。
*日経エネルギーNextビジネス会議の詳細はこちら
*問い合わせ/参加のお申込みは事務局まで
(会員企業の皆様は通常通り、事務局に出欠をご連絡ください)
講師紹介
・高井 裕之氏 欧州エネルギー取引所(EEX)上席アドバイザー
神戸大学経営学部卒業後、住友商事に入社。40年間の在籍中に資源エネルギーや金融ビジネスに従事。執行役員就任後は世界情勢の調査分析にも従事し,、2020年6月まで米国ワシントン事務所長。帰国後は同社を引退、7月から現職で我が国の電力先物取引の普及に努めている。
・小林 将大氏 エネルエックス・ジャパン 渉外部シニアマネジャー
米マサチューセッツ州立大学アマースト校卒業後、ボストンのFinTechスタートアップを経て、2013年にEnerNOCに加入。伊Enel Groupによる買収以前の2013年から日本国内のDR事業に携わる。2017年にDR事業の商業化に伴い米国から日本に拠点を移し、DR・VPP事業を制度・運用面からサポートしている。
・松目 崇史氏 RWEサプライ・アンド・トレーディング
2003年コスモ石油に入社。その後、大阪ガスでの勤務を経て、2017年10月にシンガポールを拠点とするRWE Supply & Trading Asia Pacificに加入。約2年半に渡りLNGトレーディング業務を経験したのち、2020年5月の同社日本法人立ち上げとともに帰国。現在は、東京にて電力取引デスクの立ち上げ業務に従事中。