「日経エネルギーNextビジネス会議」の定例会合を11月25日に開催します。本会議は小売電気事業者の登録企業同士のネットワーキングを目的としており、小売電気事業者のライセンス取得企業の方のみご参加いただけます。登録済み企業の方であれば、初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。ぜひお問い合わせください。

 2019年度第3回定例会合のテーマは、「自然災害とマイクログリッド」。巨大台風や豪雨による停電や地震に端を発するブラックアウト――。頻発する自然災害に新電力はどう向き合っていけば良いのでしょうか。

 今回は、2人の講師による講演とQ&Aトークセッションを行います。講演1はパシフィックパワーの合津美智子副社長。パシフィックパワーは全国各地の自治体とタッグを組んで、自治体新電力の立ち上げ支援や運営サポートを行っています。千葉県長生郡睦沢町が設立した自治体新電力、CHIBAむつざわエナジーは、台風15号による千葉の大規模停電の際にも需要家に電気を送り続けました。その理由を語っていただきます。

 講演2は、エフビットコミュニケーション元社長で、宮古島をはじめ全国各地の地域エネルギープロジェクトにかかわるI.T.Iの柏崎和久社長。新電力がマイクログリッドを事業化していく際のポイントなどをお話いただきます。

 その後は講師のお二人を交えてのQ&Aトークセッション及び、参加者同士で意見交換を行います。交流会もご用意しておりますので、ネットワーキングの場としてご活用ください。

【開催概要】

日時:11月25日(月)17:30~20:00
会場:日経BP社・本館会議室 東京都港区虎ノ門4-3-12
地図https://www.nikkeibp.co.jp/company/
対象:「日経エネルギーNextビジネス会議」会員
主催:日経BP社 日経BP総研

日経エネルギーNextビジネス会議は、小売電気事業者限定のネットワーキング会合です。小売電気事業者のライセンス保有企業であることが参加の条件です。初回に限り、オブザーバー参加(無料)が可能です。

*日経エネルギーNextビジネス会議の詳細はこちら

*問い合わせ/参加のお申込みは事務局まで

 (会員企業の皆様は通常通り、事務局に出欠をご連絡ください)

プログラム紹介

17:00~17:30 受付

17:30~17:50 【講演1】

「地域の防災エネルギー拠点を担う自治体新電力」
~なぜCHIBAむつざわエナジーは千葉大停電を免れたのか~
   パシフィックパワー 代表取締役副社長 合津 美智子 氏

17:50~18:10 【講演2】

「新電力経営の新たな選択肢、マイクログリッド事業を紐解く」
   I.T.I 代表取締役 柏崎 和久 氏

18:10~19:00 情報交換/テーマ討論会

講師のお2人を交えたQ&AセッションおよびエネルギーNextビジネス会議会員みなさまと対話形式にて情報交換/テーマ討論を行います。

19:00~20:00 交流会(軽食・ドリンク付き)

講師紹介

合津 美智子 氏(パシフィックパワー・代表取締役副社長)

お茶の水大学理学部卒業後、東京電力に入社。配電計画、電力設備システムの研究開発などに携わった後、社内ベンチャー制度を活用してベンチャー企業を立ち上げ、代表取締役となる。東日本大震災を契機に復籍した東京電力を退職し、パシフィックコンサルタンツに入社。新規事業として自治体新電力事業を主体とするパシフィックパワーの設立を主導し、現在に至る。いずれの設立事業も早期の黒字化を達成している。

柏崎 和久 氏(I.T.I 代表取締役)

中央大学理工学部電気電子工学科卒業後、関電工に入社。バイオマス発電ベンチャー、大型蓄電池ベンチャーを経て、日本電気株式会社(NEC)へ。2017年4月に新電力エフビットコミュニケーション社長に就任。わずか1年でエフビットの売上高を倍増、利益率を大幅に向上させた。その経営手腕が買われ、2018年3月に退任後、電力・エネルギービジネスにかかわる複数の企業で経営に携わる。

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