開催概要

※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方の負担となります。
※講義の録音・録画、講義中のパソコンや携帯電話のご使用はお断りいたします。また、会場内は禁煙です。ご協力いただきますようお願い申し上げます。
※講師の急病、天災その他の不可抗力、又はその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。

セミナーのポイント

1.知っているようで知らない「電力市場価格が決まるメカニズム」を理解します
2.燃料価格、気象、需要の分析方法を学び、電力市場価格が予測できるようになります
3.9月17日に試験上場がスタートした「電力先物」の活用方法を学びます

今冬もJEPXは高騰する?
いまさら聞けない電力市場価格が決まるメカニズムを理解する

電力市場価格の変動は新電力事業の収益に直結します。

今冬が厳しい寒さとなれば、再びJEPX価格は高騰し、ダメージを受ける新電力は少なくないでしょう。

こうした状況を少しでも予見できれば、備えることができます。ところが、電力価格がどうやって決まっているのか、正確に理解できていない人も少なくありません。

そこで、新電力の経営課題解決に取り組む「日経エネルギーNext経営塾」は、いまさら聞けない「電力市場価格のメカニズム」をテーマにした講座を開催します。電力市場価格を形成する基本的な構造を理解し、価格変動を予測する力を身に付けていただけます。

第1部では、需給管理のプロであるAnPrenergyの村谷氏から、基本的なメカニズムを解説します。電力価格の変動要素である「需給」「燃料」「気象」の特性を理解し、大手電力の発電所の稼働状況なども含めて、市場価格を予想するためのデータ収集方法も学びます。

さらに、JEPXや相対取引、9月17日に試験上場がスタートした「電力先物」をどう組み合わせ、活用すれば良いのか解説します。

第2部では、エネルギーアナリストの大場氏にグローバルな燃料動向の読み解き方を講義いただきます。日本の電力価格を大きく左右するのがLNG火力発電のコスト。いまだにLNG価格は原油価格と連動する部分が大きいため、グローバルのマクロな動向を把握しておくことが欠かせません。

需給管理のプロと呼ばれる人たちは、電力市場価格の変動を一定予測したうえで、電源調達戦略を立案しています。JEPX価格の変動に一喜一憂し、業績が大きく左右される状況は、一刻も早く脱却すべきです。

本講座で電力市場価格への深い理解力を身に着け、新電力事業の基盤を固めてください。

プログラム

講師プロフィール

村谷 敬 氏
株式会社AnPrenergy 代表取締役

成蹊大学法学部法律学科卒業後、村谷法務行政書士事務所所長としてエネルギー法務に従事。再エネ発電所の農地転用、都市計画法上の各種許可、企業・住民間のトラブル対応を担当。その後、エナリス、エプコにて需給管理に関する知識を習得するとともに、地域新電力の立上げや運用支援を手がける。2017年に株式会社AnPrenergy設立。新電力20社の需給管理人材育成、電源交渉支援、事業企画支援を行う。

大場 紀章 氏
エネルギーアナリスト

1979年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程を単位取得退学後、トヨタ系のシンクタンクであるテクノバに入社。2015年より独立し、エネルギー安全保障、次世代自動車、人工知能、データサイエンスなどの分野で幅広く調査分析を行っている。

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