「自家消費型エコスタイルでんき」のイメージ
「自家消費型エコスタイルでんき」のイメージ
(出所:エコスタイル)
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 太陽光発電事業を展開するエコスタイル(東京都千代田区)は2月7日、自家消費型太陽光発電システム「太陽でんき」の販売で、オフィスバスターズ(東京都千代田区)と業務提携したと発表した。

 オフィスバスターズは、オフィス関連機器の中古販売を全国で展開している。エコスタイルの提供する、自家消費型太陽光発電と電力小売りを組み合わせた「自家消費型エコスタイルでんき」などをオフィスバスターズの顧客であるオフィス・事業所に提供していくという。

 エコスタイルは、2016年4月から「エコスタイルでんき」として、高圧需要家向けを中心にした電力小売りを開始した。太陽光発電電力を「FIT電気」として約15%活用した電気を相対的に低コストで提供している。

 一方で、自家消費型の太陽光発電システムをパッケージ化した「太陽でんき」を商品化している。「太陽でんき」は、購入電気量の削減とともに、企業のBCP(事業継続計画)対策として非常用電源にもなる。固定価格買取制度(FIT)を活用しないので、環境価値を保持でき、「環境にやさしい」電気としてアピールできる利点もある。

 同社では、「太陽でんき」と「エコスタイルでんき」を適切に組み合わせた「自家消費型エコスタイルでんき」により、需要家によっては電気代を削減できるという(関連記事)。

 エコスタイルの提供するこうした電力サービスと、オフィスバスターズのOA機器での価格競争力を組み合わせることで、双方の販売・契約で相乗効果が期待できるという。