米国の大手太陽光パネルメーカーであるファーストソーラーは、岩手県軽米町に、出力100MWを超えるメガソーラー(大規模太陽光発電所)を開発する計画を進めている(関連ニュース)。

 一部の報道機関では、出力規模が当初の計画の約506MWから、約179MWに変更されたと報じている。当初の規模で実現すれば、国内最大のメガソーラーとなった可能性がある。

 出力約179MWに縮小したとしても、建設中の青森県六ケ所村の出力148MWや、北海道安平町の同111MWのプロジェクトを抜いて、岡山県瀬戸内市の同約230MWに次ぐ規模のメガソーラーとなる。

 ファーストソーラーによると、米国の再生可能エネルギー開発事業者のBlue Energy Partners社の日本法人、ブルーエナジーパートナーズ(東京都港区)と共同で進めている開発プロジェクトのうちの一つという。

 両社では、初期段階の開発プロジェクト群を抱えており、これらのプロジェクトの実現に向けて努力しているとしている。