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第1部:総論
いざ「メガサプライヤー」へ、組織・製品・分野を総力強化 - 第2部:先行事例
スマホ、ロボット、VRを狙う、市場開拓の武器が集結 - 第3部:車載部品事業
年産1000万個体制を構築、モジュール化で付加価値向上 - 第4部:研究所
50円スパコンでモーターを賢く、AI やIoT、ロボットも研究 - Web版特別企画
永守社長ロングインタビュー(2014年9月15日号)
連載
日本電産10兆円への技術開発
目次
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いざ「メガサプライヤー」へ、組織・製品・分野を総力強化
日本電産の勢いがとまらない。1973年の創業以来、シェア拡大や積極的なM&A(企業の合併や買収)で成長を続け、2014年度に連結売上高1兆円を超えた。2015年度は1兆1500億円になる見込みで、2010年度の約2倍になる計算だ。今後も同じペースで成長を続け、2020年度2兆円、2030年度…日経エレクトロニクス
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スマホ、ロボット、VRを狙う、市場開拓の武器が集結
日本電産はエレクトロニクス業界の世界最大級の展示会「CES」に、今年(2016年)初めて出展した。同社のブースには新製品がずらりと並べられた。その中で、特に目を引いたのがHMI(Human Machine Interface)やドローン、ロボット、VR(仮想現実感)といった今後大きな成長を期待できる…日経エレクトロニクス
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年産1000万個体制を構築、モジュール化で付加価値向上
日本電産は1998年に車載事業を始めて以来、同事業の研究開発に対してこれまで1000億円を投じてきた。車載関連企業のM&Aも複数実施するなどし、同事業を急成長させてきた。2015年度の車載部品事業の売上高は3000億円に達する見込み。2020年度はさらに増やし、7000億~1兆円の売上高を目…日経エレクトロニクス
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50円スパコンでモーターを賢く、AIやIoT、ロボットも研究
大半のエレクトロニクスメーカーが研究所を縮小する中、2010年代に入って日本電産は2つの研究所を設けた。2012年に立ち上げた中央モーター基礎技術研究所と、2015年に立ち上げた生産技術研究所だ。前者はモーターに関するあらゆる研究を行う。一方後者は、生産技術だけでなく、より広範な先端技術の研究を担う…日経エレクトロニクス