本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 米Veo Robotics社は、独自のシステムによって既存の産業用ロボットを協働ロボットとして利用可能にするユニークなアプローチを掲げている。

  同社は、米Rethink Robotics社、米iRobot社、米Harvest Automation社など、ボストン近辺の有数ロボット会社で経験を積んだ共同創業者らが2016年に創設し、米Alphabet社傘下のGV社や、米Lux Capital社などから投資を受けている。Veo社の技術について、戦略および提携担当Vice PresidentのAlberto Moel氏に聞いた(図1)。

―距離画像センサの活用に着目したのはなぜか。