「ケア・テック・ベンチャー」の支援進める福岡市

 今回の実証フィールドとなる福岡市は、保健医療分野における新戦略「福岡100」を2017年7月に始動。寿命延伸に伴う「人生100年時代」の到来を見据え、誰もが100歳まで健康で自分らしく生き続けられる持続可能な社会システムの構築を実現すべく、100のアクションを2025年までに実施するというものだ(関連記事)

「福岡100」を推進する福岡市
「福岡100」を推進する福岡市
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 このアクションの一つとして掲げているのが、健康・医療・介護分野における「ケア・テック・ベンチャー」の支援とそのための環境づくり。今回の実証は、このアクションの一環となる。

 なお、実証では福岡市とサイマックスの他、NTTフィールドテクノが機器の設置やメンテナンスを担当。福岡地域戦略推進協議会が企画・運用支援を担う。