明けましておめでとうございます。
前身の「デジタルヘルスOnline」からリニューアルし、「日経デジタルヘルス」として3年目を迎えることができました。あらためて読者や取材先の皆様に感謝を申し上げます。
日経デジタルヘルス編集部では昨年に引き続き、「今年を占う10大キーワード」を選定しました。
■編集部が選ぶ、2016年を占う10大キーワード
(*前回の「編集部が選ぶ、2015年を占う10大キーワード」はこちら)
2016年、デジタルヘルス分野ではどのような動きが話題となるでしょうか。
まず、1月から利用が開始されるマイナンバー制度と関連し、医療分野における番号制度(医療等ID)の議論が本格化する見込みです(関連記事)。
さらに、2015年8月に厚生労働省が「遠隔診療」の適用範囲について広い解釈を明確にする通達を出したことを受け、遠隔診療に関するサービスが続々と登場しそうです(関連記事)。
2015年の日経デジタルヘルス・アクセスランキング1位となった、「血液1滴でがん早期診断、『パンドラの箱』が開く」の記事のように、がんの超早期発見に関する話題も相次ぐことでしょう。
これらの話題に加え、筆者が特に注目しているのは、前出の「編集部が選ぶ、2016年を占う10大キーワード」の記事の9番目(50音順)に出てくるキーワード、「製薬業界×デジタルヘルス」のトレンドです。