optical fiber gyro

 コイル状に巻いた光ファイバによって角速度を検出するセンサ。コイル状に巻いた光ファイバの両端から波長λの光を入れ,その出射光を干渉させて位相差φを測定する。光ファイバを含む面が角速度ωで回転すると,位相差φは次の式で与えられる。

  φ=(8πA/λC)ω

 Aはコイル内の面積に巻き数を掛けた値,Cは真空中の光の速度である。この効果は一般相対性理論の結果として導かれるもので,サニャック(Sagnac)効果といわれる。

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