中国からハワイまでの5日間のノンストップ飛行を変更(出所:ABB)
中国からハワイまでの5日間のノンストップ飛行を変更(出所:ABB)
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小牧空港に一時着陸中(出所:ABB)
小牧空港に一時着陸中(出所:ABB)
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 スイスの重電大手ABBは6月1日、同社がプロジェクトに関わる太陽電池搭載の電動飛行機「ソーラーインパルス」が、愛知県の小牧空港(名古屋飛行場)に一時着陸すると発表した。

 太陽光発電電力だけによる世界一周飛行に挑戦中で、達成すれば世界初となる。中国からハワイまでの間の太平洋を、無着陸で横断できるかが大きな難関とされていた(関連ニュース)。

 小牧空港への一時着陸は、気象条件の悪化が理由としている。寒冷前線を横断することになり、過度な危険を伴うと判断し、気象条件の好転を待ってフライトを再開する。

 飛行機自体のパフォーマンスに関しては大変満足しているとしている。