スイスの重電大手ABBは6月1日、同社がプロジェクトに関わる太陽電池搭載の電動飛行機「ソーラーインパルス」が、愛知県の小牧空港(名古屋飛行場)に一時着陸すると発表した。
太陽光発電電力だけによる世界一周飛行に挑戦中で、達成すれば世界初となる。中国からハワイまでの間の太平洋を、無着陸で横断できるかが大きな難関とされていた(関連ニュース)。
小牧空港への一時着陸は、気象条件の悪化が理由としている。寒冷前線を横断することになり、過度な危険を伴うと判断し、気象条件の好転を待ってフライトを再開する。
飛行機自体のパフォーマンスに関しては大変満足しているとしている。