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テニス・ラケット選びにエプソンの運動解析システムを採用

ダンロップスポーツが2012年11月に運用開始へ

2012/10/15 20:00
小谷 卓也=日経エレクトロニクス 兼 デジタルヘルスOnline
ラケットに装着するセンサを手にするダンロップスポーツ 代表取締役社長の野尻恭氏
ラケットに装着するセンサを手にするダンロップスポーツ 代表取締役社長の野尻恭氏
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グリップの先端にセンサを装着、無線モジュールと電池を搭載したリスト・バンドを身に着ける
グリップの先端にセンサを装着、無線モジュールと電池を搭載したリスト・バンドを身に着ける
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試打を行い、データを計測する
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計測結果の例。ラケットの違いによるスイングのパターンやスピードを比較できる
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 セイコーエプソンは、同社が開発した運動解析システム「M-Tracer」を、ダンロップスポーツが新たに展開するテニス・ラケット選択支援システム「DUNLOP SWING LABO(ダンロップスイングラボ)」に向けて提供すると発表した。グリップの先端に専用センサを装着し、試打することによって得られた計測データを基に、最適なラケットを推奨するシステムである。ダンロップスポーツは、2012年11月から全国15カ所で同システムの運用を開始する。

 セイコーエプソンが提供するM-Tracerは、角速度と加速度のデータを計測するセンサと、運動データの解析や3次元(3D)的な可視化を実現するソフトウエアを融合させたシステム。「Motion Tracer」の略である。まず、対象となる運動の角速度と加速度をセンサで計測、データはBluetoothでパソコンなどに転送される。データは用途別に解析、3Dに可視化される。M-Tracerの実用事例としては、2012年8月に発表したミズノのゴルフ・クラブ選択支援システムがある(関連記事)

 今回のテニス・ラケット選択支援システムでは、ユーザーはセンサを装着したラケットと同時に、無線モジュールや電池を搭載したリスト・バンドを手首に巻いて試打を行う。球出しマシンのボールを同じ場所を狙って5球打ち返すことで「スイングスピード」「スイングの方向」を計測、同時に専用のカメラでフォームを撮影し、専用コンピュータで解析・表示する。そのデータを基に、ダンロップスポーツ認定の担当者が推奨候補となるラケット4~5本を選定、順番に試打してデータ計測を行う。その後、担当者が1番適したラケットを提案する。

 セイコーエプソンは、2012年8月8日、医療、健康、スポーツの3分野を、同社にとっての新たな領域にすると表明している(関連記事)。今回の取り組みも、その一環と位置付けられる。

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