配布されたSamsung Electronics社製のタブレットPC。Windows 8 Developer Previewを搭載する。
配布されたSamsung Electronics社製のタブレットPC。Windows 8 Developer Previewを搭載する。
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横から見た状態。ドック(クレードル)も添付されている。
横から見た状態。ドック(クレードル)も添付されている。
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 米Microsoft社が2011年9月13日から米国アナハイムで開催中のイベント「BUILD」では、数千人の参加者に向けてアプリケーション開発用のタブレットPCが配布された(Tech-On!関連記事)。

 端末は韓国Samsung Electronics社製で、当初予想されたようなARM SoCを内蔵したタイプではなく、Intel社製のx86系CPU(Core i5)を搭載する。製品化されたものではなく、あくまでアプリケーション開発者向けのプロトタイプである。

 11.6インチのディスプレイ(1366×768画素)、第2世代のCore i5を搭載する。3G通信モジュールが内蔵されており、米AT&T社のネットワークが即利用できるよう回線契約が含まれている。NFCにも対応する(Tech-On!関連記事)。

 重さは909g、暑さは12.9mmである。64GバイトのSSD、4GバイトのSDRAMを搭載する。センサは、加速度センサ、ジャイロ、地磁気センサ、GPSである。BIOSはUEFI型である。インタフェースは、USB、microSD、HDMIである。ドック経由で有線のEthernetにも対応する。ペン入力にも対応し、手書き文字認識が可能である。