筐体の上部にプロジェクターを装備
筐体の上部にプロジェクターを装備
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タッチパネル対応の3.7型液晶ディスプレイを備える
タッチパネル対応の3.7型液晶ディスプレイを備える
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発表会場に設けた暗室で,映像を投射する実演を披露した
発表会場に設けた暗室で,映像を投射する実演を披露した
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 NTTドコモは,プロジェクター機能を本体に内蔵した携帯電話機を,2011年2月をメドに発売する。シャープが開発した端末で,名称は「docomo PRO series SH-06C」。同社の2010-2011冬春モデルの中の1機種である(Tech-On!の関連記事)。同社は既に,「セパレートケータイdocomo PRIME series F-04B」(富士通製)において,プロジェクターユニットを発売していたが(発表資料),本体にプロジェクター機能を組み込んだiモード端末を発売するのは今回が初めて。

 内蔵するプロジェクターを用い,640×360画素で投影できる。タッチパネル対応の3.7型液晶ディスプレイを備え,投影中の音量調整などがタッチ操作でできる。BluetoothのHID(Human Interface Device)プロファイルに対応しており,Bluetooth対応キーボードと接続して静止画や動画,ワンセグのチャンネル切り替えなどを無線で実現できる。

 外形寸法は119mm×59mm×15.7mm。重さは約140g。3Gの連続待ち受け時間は約520時間で,連続通話時間は約210分という。

 
■変更履歴
記事掲載当初,「連続通話時間は約210時間」とありましたが、正しくは「連続通話時間は約210分」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。