展示品
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本体部は取り外せる
本体部は取り外せる
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専用のアダプタでパソコンとUSB接続が可能
専用のアダプタでパソコンとUSB接続が可能
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 日立製作所は,2010年7月22~23日に東京国際フォーラムで開催している「日立 uVALUEコンベンション2010」において,腕時計型のライフ・レコーダーを参考展示した。3軸加速度センサを内蔵しており,活動量などを常時測定・記録できる。

 ターゲット価格は「3万円」(説明員)である。同社はこれまでも,同様な腕時計型ライフ・レコーダーを開発してきた。2008年に試験的に販売した従来機種の価格は,50万円だった(Tech-On!関連記事)。これに対して今回は,大幅な低価格化を狙った。

 低価格化のため,従来機種で搭載していた脈波センサや液晶パネルを採用せず,機能を絞った。さらに,無線通信機能も省き,USBでパソコンに接続できるようにした。

 重さは20g。電池寿命は約2週間。本体には3カ月分以上の活動量の波形データを蓄積できる。

 今回は参考展示だが,最終形のデザインであるという。「2011年度には販売できる状況を整えたい」(説明員)とする。