図1 IMIDの展示会場の様子
著者が撮影。
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 これまで3回にわたり「韓国電子展(Korea Electronics Show:KES)」について紹介したが,今回は同時開催の「IMID 2009(9th International Meeting on Information Display)」の展示会について報告する。14日のレポートで述べたとおり,日本の「CEATEC」にたとえると,韓国電子展が“コンシューマ館”に当たるのに対し,IMIDの展示会は“部品館”に相当する(Tech-On!関連記事1)。

 IMIDの展示会場は,韓国電子展に比べるとやや落ち着いた雰囲気で,ディスプレイ関連部品や製造装置メーカーの展示が多数あった。明らかにビジネスの話をしていると思われる人の姿も多く,この展示会が韓国ディスプレイ業界の重要な情報交換の場となっていることが分かる(図1)。

 会場の中ほどに,休憩所と並んでIMIDとしての展示コーナーがあり,ゴルフのショットを分析するバーチャル・ゴルフのデモがあった。日本の学会ではこうした展示はなかなか難しいと思うが,展示会を楽しく見てもらおうという発想は良いことだと思う。ブースの後ろ側には「KDIA」のロゴが入っているので,このブース自体はKDIA(Korea Display Industry Association)からの出展だと思われる。また,正面に台湾BenQ Corp.のパンフレットが置いてあり,機材はBenQが提供したもようである(図2下の動画)。

図2 IMIDのブースとバーチャル・ゴルフ
著者が撮影。
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動画 バーチャル・ゴルフの様子(約8秒の動画)
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