ソニーは2008年10月23日,通期(2008年4月~2009年3月)の業績予想を下方修正した。売上高は2008年7月時点の予測から2000億円引き下げて9兆円(前年度比1.4%増),営業利益は2700億円引き下げて2000億円(同57.9%減),純利益は900億円引き下げて1500億円(同59.4%減)とした。

 液晶テレビやデジタル・カメラ,ビデオ・カメラといったデジタル家電市場の需要低迷と競争激化や,想定したよりも為替が円高に推移したことなどが下方修正の主因という。