写真1●設定(Setting)の一覧
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写真2●Applicationsの項目
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写真3●Applicationsを開いたところ
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写真4●Windows用ドライバをインストールしているところ。コードネームである「HTC Dream」が残っている。表示されているADBはAndroid Debug Bridgeの略
写真4●Windows用ドライバをインストールしているところ。コードネームである「HTC Dream」が残っている。表示されているADBはAndroid Debug Bridgeの略
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 T-Mobile USAの「T-Mobile G1」にUSB経由でアプリケーションを送り込みデバッグできることが判明した。

 携帯電話用アプリケーションを開発するとき,実際の端末で動作するかを何度もテストする。多くの場合,シリアル・ポートやUSBを使って端末にランタイム・プログラムを送り込み,実行状態を監視しながらデバッグする。

 G1を調べたところ,このような環境が用意されていることが分かった。設定(Setting)の「Applications」に「Development(開発)」という項目があるが,この中に「USB Debugging」という項目があるのだ(写真1,写真2,写真3)。この項目にチェックを入れると,パソコンからランタイムの投入などができるようになる。

 さらに調べてみたところ,米グーグルが「Developing on Device Hardware」という文書を公開していた。ここからWindows用のドライバがダウンロード可能で,これを入れるとランタイムの投入/削除,監視ができる(写真4)。Androidの開発者キット(SDK)に付属するエミュレータにランタイムを送り込むのと同様に,実際の端末にランタイムを送り込んで使えるようだ。