2007年度の携帯電話機の国内出荷台数シェア(出典:MM総研)
2007年度の携帯電話機の国内出荷台数シェア(出典:MM総研)
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 市場調査会社のMM総研は,2007年度(2007年4月~2008年3月)の携帯電話機の国内出荷台数が前年度比2.9%増の5076万台だったと発表した(Tech-On!関連記事)。2003年度の記録を上回り,過去最高を更新した。ワンセグ対応端末がけん引役になったという。

 メーカー別シェアでは,シャープが3年連続で首位に立った。前年度比23.0%増で過去最高の1276万台を出荷した。市場シェアは25.1%となっている。2位は前年度と同様にパナソニック モバイルコミュニケーションズで,前年度比31.6%増の738万台を出荷した。3位には,前年度5位の富士通が入った。

 2008年度の携帯電話機の国内出荷台数は,前年度比9.2%減の4610万台になるとMM総研は予測する。各社の販売モデルが変わったことで端末価格の高騰や買い替えサイクルの長期化が起こるとみている。