評価ボードの全景。左がCPUボードで,右がデバッグ用のボード
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VGA液晶にAndroidの待ち受け画面が映し出されている
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 米Freescale Semiconducor,Inc.は,Mobile World Congress 2008で米Google Inc.の携帯電話機向けプラットフォーム「Android」を搭載した評価ボードを出展した。アプリケーション・プロセサに「i.MX31」を搭載している。

 i.MX31の動作周波数は532MHzで,CPUコアはARM11。主記憶は128Mバイト搭載している。液晶ディスプレイはVGAサイズとなっている。今回Androidの移植を担当したのは富士通ソフトウェアテクノロジーズ。Willcomコアモジュール フォーラムで組み込みLinuxを担当していたことから,試験的にAndroidをWillcomのリファレンス・ボードに移植した。Willcomのリファレンス・ボードがi.MX31を搭載していた関係から,今回Freescale社製評価ボードへ移植することになったという。

(MWC 2008に関するレポート記事を,『日経エレクトロニクス』2008年3月10日号に掲載予定です)