新型「Accordクーペ」
新型「Accordクーペ」 (画像のクリックで拡大)

 2007年のテーマサイト「Automotive Technology」記事ランキングでは、新車発表に関するニュースが上位を占めた。その中で首位になったのは、ホンダの北米仕様新型「アコード」の記事だった。北米仕様のアコードセダンは、2007年12月に国内で「インスパイア」として発表されたホンダの基幹車種で、生産台数は年間70万台にも及ぶ。

▼ 2007年「Automotive Technology」記事ランキング

順位記事タイトル日付
1 ホンダが新型「Accord」を発表、2007年9月中旬に北米で発売 08/22
2 【TMS】日産、「GT-R」は最高出力480PSで777万円から 10/24
3 小糸製作所、世界で初めてLEDヘッドランプをトヨタ自動車「レクサスLS600h」に搭載 03/27
4 富士重工業、新型「インプレッサ」を発売、日本向けは5ドアに絞る 06/05
5 【デトロイトショー速報】トヨタ自動車、FRハイブリッドのスポーツコンセプト「FT-HS」出展 01/09
6 【デトロイトショー速報】トヨタ自動車、V10エンジンで最高速度320km/h目指す「LF-A」コンセプト 01/09
7 【NYショー】富士重工業、新型「Impreza」「Tribeca」の概要を発表 04/03
8 トヨタ自動車、3列シートの「マークX ジオ」を発売 09/26
9 【NYショー】トヨタ、SUVの新型「Lexus LX570」を出展 03/14
10 【NYショー速報】トヨタ、低速クルーズコントロール採用の新型SUV「Lexus LX570」 04/05

(集計期間:2007年1月1日~12月16日)

 第2位は2007年10月の東京モーターショーで発表された日産自動車の高性能車「GT-R」の紹介記事だ。トランスアクスル方式の採用や空力を優先したパッケージング、最高速度300km/hを超す性能、777万円からの価格で話題を呼んだ。

新型「GT-R」
新型「GT-R」 (画像のクリックで拡大)

 3位以下では4位と7位を除いて、トヨタ自動車に関する記事が占めた。2007年はトヨタが新車を次から次へと投入し、新車ラッシュとなったが、3位には「レクサスLS600h」、5位にはハイブリッドのスポーツコンセプト「FT-HS」、6位にはV型10気筒エンジンのスポーツコンセプト「LF-A」がランクインした。

 健闘したのが、富士重工業の記事で、4位と7位はいずれも新型「インプレッサ」に関連する内容だった。インプレッサは北米ではセダンとワゴンをラインアップするが、国内ではワゴンのみを導入している。また、10月には高性能版となる「インプレッサWRX STI」を発表しているが、こちらは上位10位までのランキングには入っていない。