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【デトロイトショー速報】トヨタ自動車、FRハイブリッドのスポーツコンセプト「FT-HS」出展

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2007/01/09 05:00
林 達彦=日経Automotive Technology
図1◎トヨタ自動車のFRハイブリッドのスポーツコンセプト「FT-HS」
図1◎トヨタ自動車のFRハイブリッドのスポーツコンセプト「FT-HS」
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 トヨタ自動車は、2007年デトロイト・モーターショー(North American International Auto Show、一般公開:2007年1月13〜21日)に、ハイブリッドシステムを搭載したスポーツコンセプト「FT-HS」を出展した。

 FT-HSはスポーツカーとして中間的な3万〜4万ドル(1ドル118円換算で354万〜472万円)の価格帯を狙っており、21世紀にふさわしいスポーツカーをコンセプトとして、走りの良さだけでなく、運転する楽しさ、安全性、環境性能、社会的な意義の両立を目指した。

 後輪駆動の2+2クーペで、排気量3.5LのV型6気筒エンジンにハイブリッド変速機を組み合わせることで出力は294kW(400hp)程度に達する。この結果、スタートから60マイル(約96km/h)までの加速は4秒台という。「レクサスGS450h」に搭載したハイブリッドシステムをさらに発展させたものを搭載することを想定している。燃費については小型の4ドアセダン並みとする。

 デザインはカリフォルニアのCalty Design Researchが担当した。フロント、リアセクションではバンパーとボディ外板が一体化しており、ボディそのものがスポイラーと同様な空力効果を発揮する。側面から見た時のデザインは三角形を基調にしたデザインを取り入れている。これは「プリウス」を側面から見たときと同様なイメージを持たせることでハイブリッド車であることを表現するため。また、ボディが軽く見える効果と軽量化を狙い、ボディ各部に削り取られたような形状を取り入れた。

 内装も軽量化するため、インストルメントパネルを「デルタウイング」と呼ぶ三角形のトラスを組み合わせた構造とした。また、ステアリングはドライブ・バイ・ワイヤで中央にステアリングシャフトがなく、ホイールのリムを下側で支持する構造となっている。フロントヘッドランプは発光ダイオード製。

 ルーフはアラミド繊維および炭素繊維で強化した樹脂製で、頭上空間の確保と空力抵抗低減のために、中央部が凹んだ形状とした。さらに、このルーフはスライドしながら後退することが可能で、その場合リアガラスとともにルーフが後席を覆い、2シーターのオープンカーのように使える。

 ボディサイズは全長4325×全幅1860×全高1290mm、ホイールベースは2650mm。タイヤサイズはフロントが245/35R21、リアが285/30R21。ホイールも炭素繊維強化樹脂製である。

図2◎リアビュー。ディフューザーを備え、アンダーボディパネルも炭素繊維強化樹脂製
図2◎リアビュー。ディフューザーを備え、アンダーボディパネルも炭素繊維強化樹脂製
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図3◎ルーフがスライドした後に下がることで2シータオープンになる。収納は10秒と早い
図3◎ルーフがスライドした後に下がることで2シータオープンになる。収納は10秒と早い
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図4◎ドライブ・バイ・ワイヤを採用し、ステアリングはホイールの下部で支持する
図4◎ドライブ・バイ・ワイヤを採用し、ステアリングはホイールの下部で支持する
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