図1 編集部に届いた米国版
図1 編集部に届いた米国版
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図2 「PSP2000」シリーズを購入したサンフランシスコにある店
図2 「PSP2000」シリーズを購入したサンフランシスコにある店
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図3 車内で思わず開封。
図3 車内で思わず開封。
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図4 さっそく動作確認
図4 さっそく動作確認
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 取材から編集部に戻ると何やらわいわい盛り上がっている。集まっている記者たちの中央には,見慣れないパッケージに入ったゲーム機が鎮座している(図1)。そう,「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の新型である「PSP-2000」シリーズである。米国に駐在しているO記者が購入し,送ってくれたものだ。

 8月22日のNEブログでは,9月13日にスクウェア・エニックスから先行発売される限定版のPSP-2000を調達しようと画策しつつも,予約を失念していた失態などを報告した。ところが,忘れていたのはそれだけではなかった。なんと,欧米などに向けた海外版は,日本に先行して発売されることを忘れていたのだ。

 NE分解班としては,国境の壁など気にして入られない。急遽, O記者に新型PSPの購入を打診した。筆者からの急な申し出にもかかわらず,O記者は快諾してくれた。滞在するサンノゼから車を約1時間飛ばしてサンフランシスコのソニー直営店に向かったのだ(図2)。

意外にあっさり

 本当に調達できるのか。分解班の心配は杞憂に終わった。O記者によれば,店内には新型PSPの発売でごった返している様子はなく,以外にあっさりと初入荷品を購入できたという。

 今回の分解作業は日本で行う。O記者はすぐさま空輸手続きに入った。しかし,そこは日経エレクトロニクスの記者。はやる気持ちを抑えきれず,車内で思わず開封してしまう(図3)。製品に問題がないが,動作確認するところも抜かりない(図4)。そして,いざ日本へ。

 O記者によれば遅くとも9月11日には編集部に届くという。しかし,待てど暮らせどやって来ない。何かトラブル発生か…。すかさず荷物の輸送状況をWebサイトでチェックする。どうやら通関手続きでやや時間がかかっているようだ。
 
 このままでは限定販売されるものと同着になってしまう。焦っている矢先,ついにPSP-2000が編集部に到着した。日本発売日の1日前である。それにどれだけ意味があるかどうかは分からないが…。

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