エルピーダメモリは,2007年2月19日,中国Cension Semiconductor Manufacturing Corp.(以下Cension社)に200mmウエハー処理装置を譲渡すると発表した(発表資料)。Cension社は半導体の受託製造を手掛ける企業で,中国Semiconductor Manufacturing International Corp.(以下SMIC,中芯国際集成電路製造)の生産拠点。今回譲渡される設備についてもSMICが運営を行う。譲渡時期などについては,今後詰める。

 エルピーダメモリの100%子会社である広島エルピーダメモリの200mmウエハー処理装置を譲渡する。エルピーダメモリは,現在300mmウエハー・ラインの生産増強を図っている(Tech-On!関連記事1Tech-On!関連記事2)。この生産増強に伴い,200mmウエハー・ラインの生産を移行させるため,200mm処理装置の譲渡を決めたという。