英Jaguar社は、最高級セダンの「XJ」の2006年モデルに、ディーゼルエンジン搭載車を追加設定すると発表した。すでに「Xタイプ」と「Sタイプ」はディーゼル車を設定しており、XJに追加することでセダンラインアップの全モデルでディーゼル車を設定した。


図1◎「Jaguar XJ」フロントビュー

 ディーゼルエンジンは、Sタイプに搭載したものと同じ(関連記事)。排気量2.7LのV型6気筒コモンレール式ディーゼルエンジンにツインターボチャージャを搭載した。最高出力が152kW(207PS)で、最大トルクが435N・m。DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)を組み合わせ、Euro 4に対応した。


図2◎排気量2.7LのV型6気筒コモンレール式ディーゼルエンジン