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ジュネーブモーターショー 2004

【ジュネーブショー】Ford社が排気量2.7LのV6ディーゼルを発表,ユーロ4基準に適合

2004/03/04 00:00
田知本 史朗=日経Automotive Technology
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 米Ford Motor社は第74回ジュネーブ・モーターショー(一般公開日:2004年3月4〜14日)で,排気量2.7LのV型6気筒ディーゼルエンジン「AJD-V6」を発表した。英Jaguar Cars社の「S-TYPE」に搭載して2004年6月から発売する。S-TYPE以外にもフランスPeugeot社「407」でも採用する予定。

図1◎「AJD-V6」のカット図。

 第2世代のコモンレール式燃料噴射システムとターボ過給器を2器搭載し,最高出力は153kW(206bhp),最大トルク435N・m。トルクではS-TYPEに搭載する排気量4.2LのV型8気筒エンジンよりも勝り,その一方で燃費は47%も良いという。最大トルクの80%を1500rpm〜4000rpmで発生。手動変速モデルは欧州の2005年排出ガス規制である「Euro 4 Emission」に対応する。

 Peugeot社に供給するユニットとは異なり,S-TYPEに搭載するエンジンは防音防振のためにマウントやカムカバー,オイルパンを変更している。エンジン構成部品にはコンパクト黒鉛鋳鉄(CGI)を使用し,強度と耐性を高めた。さらにはブロックを小型化でき,軽量化にも貢献したという。エンジン重量は202kgで,同等のガソリンエンジンよりも15kgしか重くなっていない。

図2◎構成パーツ。カムカバーにはエラストマを使用し静音性を高めている。

図3◎2.7LディーゼルV型6気筒エンジンを搭載する「S-TYPE」。

図4◎CO2排出量は189g/km。手動変速機搭載車はユーロ4基準に適合する。

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